オウムと死刑

著者 河出書房新社編集部
古川 日出男
出版社 河出書房新社
ジャンル 文学・随筆
出版年月日 2018/11/30
ISBN 9784309248868
判型・ページ数 A5・207ページ
定価 本体1,550円+税
在庫 品切れ・重版未定
オウム13名死刑執行を機にオウムとは何だったのか、死刑とは何か、そしてこの時代を問いかける。森達也、伊東乾、宮内勝典、星野智幸、青木理、片山杜秀、大石圭など。
あの七月以降、僕たちはもう、全員オウムの信者だ(古川日出男)
耐えがたい苦味と、無力感と(青木理)
林泰男さんの死刑をどう受けとめたか―オウムから見えてきた闇(田口ランディ)
土谷正実くんについて(大石圭)
端本悟さんの弁護人として―なぜ再審請求を出さなかったのか(河井匡秀)
因縁因果と形代流し―「執行後」に見る日本の病巣(伊東乾)
十二名も被害者なのです―家族の会として活動して(永岡英子)
十三名の死刑執行は死刑制度を根底から変えた(深田卓)
オウムから見えた社会の歪みと変貌(森達也)
オウムが壊したもの、オウムにあらがうもの(宮内勝典)
オウム事件は形を変えて始まっている―処罰社会とオウムの悪夢(星野智幸)
三十一年之悪夢―北一輝と浅原彰晃(片山杜秀)
平成の事件は平成のうちに?(武田砂鉄)
オウム真理教と科学―あるいは、認識という罪について(奥村大介)
“入門”オウム真理教事件とは何か(奥村大介)

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