これからの「葬儀」の話をしよう

著者 瀧野 隆浩
長江 曜子 監修・協力
出版社 毎日新聞社
ジャンル 入門・お経・実用 > 仏事・実用
出版年月日 2018/08/30
ISBN 9784620325378
判型・ページ数 その他・規格外・239ページ
定価 本体1,200円+税
在庫 お取り寄せ
特殊清掃・孤独死・引き取りを拒否される遺骨……葬儀・お墓の現場から明らかになる、現代日本社会の「もうひとつの真実」とは?

「葬儀なんてめんどくさい」
「お金がかかるからやりたくない」
「ひとりだから関係ない」

そんな現代人でも、最低限知っておくべき、お墓・葬儀の最新事情!

特殊清掃、IT&宇宙葬、散骨、改葬、ゆうパック遺骨引き取りサービスなど葬送をめぐる環境は、平成のあいだに、私たちがしらないところで、いつのまにか激変していた。

日本人のほとんどが核家族や単身世帯となったら、お葬式はどうなるのか?増え続ける無縁墓、孤独死、引き取り拒否される遺骨の姿は、現代の私たちが、いかに孤独な生き方を強いられているかのあらわれとも言える。

かつてのお葬式は、地域コミュニティ、もしくは会社がやってくれるものだった。いまではすべてが自己責任。そうなると、少しでもお金がかからないことが求め られる。その結果、人間の命の尊厳まで、デフレ化してしまった。

生と死を見つめる防大卒記者と、世界45カ国の墓地を旅した「お墓博士」による異色づくめの「終活2.0」ガイドブック!
第Ⅰ章 特殊清掃の現場から
第Ⅱ章 無縁社会とお墓
第Ⅲ章 いつから火葬になったのか~日本葬送史
第Ⅳ章 葬儀が自己責任になるまで~平成の葬送大激変
第Ⅴ章 世界のお墓から~「お墓博士」の葬儀よもやま話(長江曜子)
第Ⅵ章 「つながり」としての葬儀
第Ⅶ章 これからの葬儀

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