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真宗と現代葬儀

「葬儀」と「死」のゆくえ

商品化し世俗化した葬儀。ホトケですらない死者。急速に変化する現代葬儀に真宗はどう対応するのか。民俗から問う葬儀と死のゆくえ。

著者 蒲池 勢至
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2022/01/10
ISBN 9784831862693
判型・ページ数 4-6・148ページ
定価 本体1,300円+税
在庫 在庫あり
「家」の崩壊により「先祖は死んだ」。商品化し消費される葬儀。消滅する儀礼。ホトケですらない死者。消費者である遺族の要求に従って変化する現代葬儀に、真宗はどう対応するのか。真宗民俗から葬儀と死のゆくえを問う。
Ⅰ 真宗と現代葬儀の課題

はじめに――問題提起
現代葬儀の研究状況
葬儀の変化
死者・先祖観と儀礼システムの崩壊
真宗儀礼の教学的根拠――「儀礼」と「死者」の課題
葬儀をどうするか
おわりに

Ⅱ 真宗民俗から現代葬儀を問う

仏教民俗としての葬送墓制硏究
儀礼の崩壊
世俗化と無縁化
     
Ⅲ 死をいかに見つめるか

民俗と真宗の死生観
死を見つめて/遺体を放置する民俗/遺体と執着の問題/無墓制と真宗の墓制観/真宗の葬儀観

「白骨」――無常を生きる
はじめに/「それ、人間の浮生なる相」/「いまにいたりて」/「しずく」/「朝」と「夕べ」/「甲斐あるべからず」/「夜半のけぶり」/「お頼み申して」/存覚法語/後鳥羽上皇/無常講式/自分たちで/死に対する観念/激流を渡れ/後生の一大事

Ⅳ 「葬儀」と「死」のゆくえ

どこへゆく、「葬儀」と「死」
家族葬で閉ざされた死/失われた生と死の円環

コロナ禍と真宗の葬儀
葬儀と死の意味を取り戻す/「死」と「往生」

あとがき

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