浄土真宗の葬儀

著者 竹中 智秀
出版社 東本願寺出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2018/12/28
ISBN 9784834105940
判型・ページ数 A5・156ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 お取り寄せ
浄土真宗における“葬儀”とは一体なにか…。

本書は、形式化・習俗化の一途をたどる現代の葬儀に危機感をもつ僧侶・門徒の声にお応えして、発行されました。枕勤めから、納棺、通夜、葬儀、埋葬、中陰、そして年忌法要まで…、浄土真宗における葬送儀礼の本来の意味を一つひとつ丁寧に確かめながら、亡き人をご縁に教えに出遇う、ほんとうの「浄土真宗の葬儀」とはどのようなものかを究明していきます。

葬儀の縮小化、略式化の進む今日だからこそ、伝統的な葬儀に興味や疑問をもつ方、そして葬儀を執行する僧侶の方にも是非お読みいただきたい、葬儀テキストの決定版といえる一冊です。

※本書は儀式作法の手引書ではありません。
はじめに

門徒・僧侶からの問いかけ
 移り行く時代の中で―――門徒からの問題提起
 現代の死生観について――住職からの問題提起
 葬儀社との関わりの中で―僧侶からの問題提起

一 葬儀のかたち
 お内仏を回復する/枕勤め/おかみそり
 /湯灌/納棺/荘厳/通夜/葬儀

二 葬儀の習俗と真宗の葬儀
 火葬と土葬/中陰/念仏者の死によう/路念仏/正信偈と和讃/如来の家族になる
 /同一念仏の化生/共同体信仰に抗して/「白骨の御文」を読む意味

三 追善の仏事と報恩の仏事
 十五仏事/忌み事/精進潔斎/先祖崇拝/報恩講/念仏相続/法義相続

四 真宗の教学と葬送儀礼
 葬送儀礼の仏事/同朋会運動/法主と門主/檀家制度/血統信仰/新宗憲の意義
 /民族・国家を越えて出会う/報土としての浄土/実体化された浄土/如来回向の真宗
 /本願を疑う心/本願を信じる信心/心に浄土が開かれる

五 一尊教と二尊教
 質問①/一尊教と二尊教/「南無阿弥陀仏」の三義/教主と救主

六 住職の課題
 住職とは

七 仏教は自覚教
 質問②/仏教は自覚教/自利利他円満/菩薩の死を克服する/本願念仏の仏法

発刊によせて
講義時配布資料
あとがき

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