親鸞の説法 【真宗文庫】

『歎異抄』の世界

著者 延塚 知道
出版社 東本願寺出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 真宗文庫
出版年月日 2018/02/28
ISBN 9784834105711
判型・ページ数 文庫・327ページ
定価 本体750円+税
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『歎異抄』は親鸞の死後、直弟子である唯円が、耳の底にとどまり響いていた親鸞の言葉を記した語録である。全体を貫いているのは、「異なることを歎く」精神である。本書では特に、真宗の精髄である「本願による救い」「念仏とは何か」「悪人の成仏」を読み解き、親鸞の仏道に迫るとともに、現代を生きる私たちが、『歎異抄』の心にいかに救われるかを考える。
はじめに

序章 『歎異抄』再発見
 一 蓮如の『歎異抄』発見
 二 清沢満之の『歎異抄』再発見

第一章 歎異の精神とは何か
 一 竊かに愚案をめぐらして
 二 歎異の精神
 三 異義とは何か

第二章 師教との出遇い
 一 往生極楽のみち
 二 いずれの行もおよびがたき身
 三 真理に背くもの
 四 如来に見抜かれている私
 五 『大経』の教え
 六 本願成就
 七 釈尊以前の仏教

第三章 悪人正機
 一 善人悪人
 二 他力をたのみたてまつる悪人
 三 真実報土
 四 信心同一の問答
 五 唯除の自覚

第四章 本願の救い
 一 弥陀の誓願不思議
 二 二つの御持言 
 三 大般涅槃道

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