過去に出版された様々な出版物に掲載された藤場俊基師の文章を編集し直し、一冊の冊子にまとめました。
浄土真宗の教えとは、いったい誰のために説かれ、何を課題としている教えなのかを、20編の短い文章で読むことができます。
浄土真宗の教えの核心を読みたいと思って本を手にしても、難しい文章が長々と続いて、肝心のところに至る前に放り出してしまったということがありませんか?
本書をお読みになれば、浄土真宗の教えのエッセンスに気軽に触れることができます。
やさしくわかりやすい文章ばかりではないかもしれません。しかし、ごまかすことなく真摯に教えと向き合い続けてきた著者の文章をきっと最後まで読み切ることができるでしょう。小論集ならではのよさです。
・往生浄土の道
・自分色の輝き
・真宗門徒の名告り
・闇の中の光
・光を求めて影を見い出した人
・闇をとおして 光は いよいよ光る
・末法の灯明(上)
・末法の灯明(下)
・非僧非俗の道
・すくいをもとめる心のゆくえ
・阿修羅の琴
・世尊我一心
・帰依三宝
・「後序」と承元の法難(上)
・「後序」と承元の法難(下)
・他方の聖衆、響きを聴きて以て心を開く
・この人に聞く
・菩薩の仏事
・「専修念仏停止」考
・二十一世紀ビジョン委員会レポート