親鸞と浄土仏教の基礎的研究 【六角会館研究シリーズⅧ】

著者 川添 泰信
出版社 永田文昌堂
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 六角会館研究シリーズ
出版年月日 2017/12/21
ISBN 9784816230486
判型・ページ数 A5・444ページ
定価 本体7,200円+税
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昨今の真宗学は、今日まで積み重ねられてきた研究成果に基づき、現代社会に存在する諸問題への対応、国家・地域性との関係性を踏まえた上での検討、哲学的・心理学的・医学的視座等の導入など、研究対象の基盤を拡幅する傾向にある。親鸞及び浄土教における基礎研究を改めて問い直す必要がある。本書は浄土教思想関係8本、親鸞思想関係8本の新たに真宗学を学ぶために基礎となる論文を収録する。
まえがき

第一部 浄土教思想関係
 僧肇における般若思想と菩薩道…長宗博之
 『往生論註』における「十念」考…溪 英俊
 曇鸞・道綽における仏身仏土論の思想構造(上)―二種法身説・広略相入の論理の相違―…田中無量
 中国浄土教の拡大―道綽を中心として―…福井順忍
 『往生拾因』における中国浄土教の受容…山﨑真純
 法然と明恵の菩提心理解について…細川 了
 聖覚研究の視座についての一考察―平雅行氏の聖覚論を手がかりに―…西河 唯
 浄土教における中有思想の意義…榎屋達也

第二部 親鸞思想関係
 親鸞における法師自称の問題…川添泰信
 親鸞における教判論の再検討―二双四重判と天台五時八教判との関連性―…四夷法顕
 親鸞における『阿弥陀経』』受容の諸相(Ⅱ)―方便化身土としての極楽国土荘厳の意義―…河智義邦
 『教行信証』「行巻」大行釈にみる親鸞の念仏観―『往生礼讃』引用の意図と「六字釈」を中心に―…貫名 譲
 大悲伝普化と大悲弘普化―「行ずることもなほかたし」と関連して―…玉木興慈
 「正信念仏偈」の譬喩表現―「光」の譬喩表現に生じる矛盾とその源泉―…玉木興隆
 親鸞の来迎思想…田中好三
 西田哲学と親鸞思想(一)―西田幾多郎の宗教的関心と悲哀―…杉岡孝紀

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