新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
勿体なや祖師は紙衣の九十年 【中公叢書】
大谷句仏
東本願寺第二十三世法主、大谷光演は「句仏」の俳号をもつ俳人でもあった。僧衣に身を包む句仏は、なぜ俳諧の道を歩むことになったのか。虚子、碧梧桐らとの交流を中心に、その歩みをたどり、祖師・親鸞から芭蕉へ、そして句仏へといたる日本精神史の新たな水脈をさぐる。
序章 「勿体なや」―大谷句仏の誕生
第1章 二つの革新運動―正岡子規、清沢満之と大谷句仏
第2章 句仏と虚子―「虚子宛句仏書簡」をめぐって
第3章 竹内栖鳳との出会いと枳殻邸の宴
第4章 句仏の遍歴―一茶の「もたいなや」に出会う
第5章 媒介者、暁烏敏―出会いと別れ
第6章 俳号と子規追慕
第7章 「古池や」と「勿体なや」
第8章 忌日の作法と挽歌
第9章 俳句と私小説
終章 大谷句仏の孤独な一筋道
あとがき
句仏五十句
大谷句仏略年譜
第1章 二つの革新運動―正岡子規、清沢満之と大谷句仏
第2章 句仏と虚子―「虚子宛句仏書簡」をめぐって
第3章 竹内栖鳳との出会いと枳殻邸の宴
第4章 句仏の遍歴―一茶の「もたいなや」に出会う
第5章 媒介者、暁烏敏―出会いと別れ
第6章 俳号と子規追慕
第7章 「古池や」と「勿体なや」
第8章 忌日の作法と挽歌
第9章 俳句と私小説
終章 大谷句仏の孤独な一筋道
あとがき
句仏五十句
大谷句仏略年譜