浄土真宗とは何か 【中公新書2416】

親鸞の教えとその系譜

著者 小山 聡子
出版社 中央公論新社
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2017/01/25
ISBN 9784121024169
判型・ページ数 新書・272ページ
定価 本体860円+税
在庫 お取り寄せ
日本最大の仏教宗派、浄土真宗。開祖・親鸞は、絶対他力の教え、悪人正機説など、思想の革新性で知られている。本書では、さらに平安時代の浄土信仰や、密教呪術とのつながりにも目を向け、親鸞の教えと、それがどのように広まったのかを、豊富な史料とエピソードに基づき描きだす。師・法然から、親鸞、その子孫、室町時代に教団を確立した蓮如、そして東西分裂後まで、浄土真宗の思想と歴史を一望する。
まえがき

序章 浄土真宗の前夜
 一、平安貴族社会と密教
 二、平安浄土教の隆盛
第1章 法然とその門弟
 一、専修念仏の教え
 二、呪術への姿勢
 三、弟子たちの信仰
第2章 親鸞の生涯
 一、法然との出会い
 二、東国での布教活動
 三、帰京後の執筆活動
第3章 親鸞の信仰
 一、他力の教え
 二、自力への執着
 三、教えの中の矛盾
第4章 家族それぞれの信仰―恵信尼・善鸞・覚信尼
 一、妻恵信尼―往生への不安
 二、長男善鸞―呪術で得た名声 
 三、末娘覚信尼―父への思い
第5章 継承者たちの信仰―如信・覚如・存覚
 一、孫如信―「正統」な継承者
 二、曽孫覚如―他力をめぐる揺らぎ
 三、玄孫存覚―表の顔と裏の顔と
第6章 浄土真宗教団の確立―蓮如とその後
 一、指導者蓮如
 二、教説と信仰
 三、教団の拡大
終章 近代の中の浄土真宗―愚の自覚と現在
 一、理想化されてきた教団像
 二、浄土真宗史と家族

あとがき
主要参考文献

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