日本人の心のかたち

著者 菅原 信海
出版社 春秋社
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日 2016/07/20
ISBN 9784393135907
判型・ページ数 4-6・178ページ
定価 本体1,482円+税
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今日のわれわれをかたちづくってきたものとは何か。仏教の世界には他宗教をも包み込む力がある。日本人に根づく神仏習合思想は、その典型的な仏教の包容性があらわれたものである。日本人と神と仏の関係性を見つめながら、老いの宗教的意義、疫病退散の習俗といった現代にも通じる話題を取り上げ、日本人の心に息づき育まれてきた思想と文化の源流をたどる。

 第一章 俗から聖へ―参拝の美学
 第二章 「老」の文化
 第三章 御霊になった人々
 第四章 日本の宗教と医療

 第五章 中近世における神と仏
 第六章 仏教受難の歴史
 第七章 念仏の源流としての比叡山

 第八章 桓武天皇と伝教大師
 第九章 後白河院とその時代
 第十章 江戸初期の天台僧慈性

仏教の将来へ、ある提言―あとがきにかえて

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