大法輪 2016年7月号

著者 黒神 直也
出版社 大法輪閣
ジャンル 仏教関係雑誌
出版年月日 2016/07/01
ISBN 978400000329X
判型・ページ数 A5・236ページ
定価 本体870円+税
在庫 品切れ・重版未定
1934年(昭和9年)、特定の宗派に偏らない仏教総合雑誌として創刊。 7月号の特集:仏教と世界の《地獄事典》 血の海、糞尿の池、沸騰した風呂釜、鬼たちの激しい責め苦……。仏典にそのように説かれる「地獄」は、悪行をおこなった者が死後、堕ちるとされる恐ろしい世界です。また、仏教以外の世界の諸宗教においても、「地獄」の存在は古来、語り継がれてきました。今号では、それぞれの地獄のありようを学び、その意味と教えを考えます。

※版元様にて品切れです。
表紙「物語の森」 (日展)-能島浜江
扉絵-小泉元生
目次絵-吉崎道治
カラー口絵 宇都宮の古刹・一向寺-写真・文/佐藤泰司

〈巻頭〉戒稱二門 天台真盛宗総本山 西教寺貫首-西村冏紹

師・安田理深論第八回(下)「感の教学」と「言の教学」-本多弘之
漱石・明暗を行く─胃病死の謎を解く(二十四)-山崎光夫
唯識実践講座(十五)─〈唯識〉の基本思想-横山紘一
老子随想〈二十三〉-蜂屋邦夫
慈悲のかたち─仏教ボランティアを通して(28)-大菅俊幸

天台思想へのいざない─真の〝中道〟を理解するために-三友健容
日本仏教各宗派に影響を与えた天台思想とは何か。学ぶ時・実践する時のポイントを解説。

エッセイ 私の「縁は異なもの」取 手-太田治子

鉄笛

○お地蔵さんのもうひとつの目的は-鳥越皓之
○和語に満ちた信仰の言葉-中村文昭
○臭う「もののけ」のはなし-福井栄一

特集=仏教と世界の《地獄事典》

血の海、糞尿の池、釜ゆで、鬼達の責め苦古来より語り継がれてきた「地獄」の世界。モラルが低下し、善悪の判断があやふやになりつつある今、その意味と教えを振り返ってみましょう。

〈法話〉大切にしたい「地獄」の教え-大正大学名誉教授・小峰彌彦

第一部 《仏教が説く地獄》
経典の中の地獄-池田練太郎/十六小地獄とは-羽田守快/ 『往生要集』と日本人-志村有弘
/日本仏教・名僧の地獄観-唐戸民雄/地獄・絵解き説 法─長岳寺所蔵大地獄図-北川慈照
/「地獄の住人」事典-豊嶋泰國/「賽の河原地蔵和讃」現代語訳と解説-花岡博芳
/閻魔大王に会えるお寺・一覧-編集部

第二部 《世界の地獄》
ギリシア神話の地獄-松村一男/キリスト教における地獄-竹内修一/イスラム教の地獄-水谷 周
/ヒンドゥー教の地獄-山下博司/道教の地獄と救い-田中文雄/神道の黄泉の国-三橋 健
/アフリカの宗教の地獄-嶋田義仁

〈連載小説〉異形の菩薩行基(7)─第二章得度と修行の日々-岳 真也
あなたのための『修証義』入門(14)-大童法慧
道元の思想と書(29)-岩井孝樹
夜郎自大の三十年─戦前日本を省みる〈最終回〉-横田 喬
〈コラム仏心を問う⑱〉知識と体験-形山睡峰
道元禅と日本的霊性(下)-塚田幸三
〈まんが宮沢賢治シリーズ〉祭の晩-原作・宮沢賢治/作画・みつる
ほっと一息ブッダのことば⑫浄らかなものに専念する-吉田真譽
〈気まぐれ新シリーズ〉暮らしに生かす禅ライフのすすめ⑭-花岡博芳
雑学から学ぶ仏教(70)明治維新に学ぶ⑨-瓜生 中

大法輪カルチャー講座
《十三仏》信仰入門⑥勢至菩薩と阿弥陀如来-下泉全暁
如来の本願─『大無量寿経』の四十八願に学ぶ⑦-加来雄之

山頭火の風景 ふりかへらない道をいそぐ-版画と文・田主 誠
遍路で学ぶ生きる知恵(96)歩き遍路は出会いと気づきの旅-武田喜治
仏教なんでも相談室-鈴木永城
ドクターらく朝の「井戸端けんこう談義」(47)ああ、何て幸せ-立川らく朝

〈大法輪アーカイブス〉将棋と人生(下)〈昭和42年12月号より〉-木村義雄
読者の頁  
ペンまんだら
短歌-篠 弘
俳句-小川晴子
川柳-尾藤三柳
囲碁将棋公案-工藤紀夫/武市三郎
教界レンズ
編集後記
カット・さしえ-伊藤礼子/大野公実/悟東あすか/西谷昌久/橋本樸々/山本太郎

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