■お盆休みのお知らせ■ - 2025.08.01
同朋 2025年8月号
「仏教がみちびく、あらたな人生」をコンセプトに、暮らしのなかにある大切なことを見つめる月刊誌。
今月の特集は「ニッポンがしたこと――なぜ戦争はダメなのか」
星って、みんな生きているから光っているんじゃなくて。
◎特集
ニッポンがしたこと――なぜ戦争はダメなのか
1945年から80年という時間が流れ、
かつての戦争を経験していない人がほとんどになりました。
戦争を経験せずとも、現在も戦火の報道に悲しみを覚える人は多いはずです。
しかし、80年前は、日本が戦争の当事者であり、加害者でした。
ニッポン――つまり、「大日本帝国」は一体何をしたのでしょうか。
「ニッポンがしたこと」を忘れず、過ちを繰り返さない。
後に続く人たちに穏やかな世界を手渡したい。平和への道に立つための特集です。
●インタビュー
「大東亜共栄圏」とは/安達宏昭(東北大学教授)
「七三一部隊」とは/吉中丈志(京都大学教授)
「慰安婦」問題とは/梁・永山聡子(社会学者)
●寄稿
映画『ビルマの竪琴』がおき忘れたもの/永田喜嗣(戦争映画研究者)
長崎人権平和資料館の理念/崎山昇(同館理事)
母屋をつくりかえる/小田原のどか(彫刻家、評論家)
◎新連載
後生の一大事を心にかけて/名倉幹(北米開教区開教使)
◎連載
●《最終回》録音から立ち現れる東本願寺の「音景」/柳沢英輔(音文化研究者、フィールド録音作家)
●キッチン菜時記 「おくらの冷汁」/飛田和緒(料理家)
●息できる風景/森泉岳土(マンガ家)
●哲学者と僧侶 「私」をめぐる往復書簡/谷川嘉浩×中山善雄
●一切の幸せ/作=岩川ありさ 絵=惣田紗希
●生きづらいこの世界でも/竹田ダニエル(ライター)
●日々平熱のソウル/中田亮(ミュージシャン)
●唯信鈔文意を読む――唯念仏のこころ/山田恵文(大谷大学非常勤講師)
●出会いの真実――嘆仏偈を読む/宮下晴輝(真宗大谷派教学研究所長)
●ペコロスのほどけてしゃがんで/岡野雄一(漫画家)
●仏事作法のひとこま/近松誉
●歌壇/永田淳 俳壇/安原葉
●古写真でつづる東本願寺
●あなたのとなりの僧侶(おぼうさん)
●どうぼうパズルdeひとやすみ
同朋の誌面や仏教・仏事のことも登場するクロスワードパズル。プレゼント付!
●表紙絵/北村人(絵本作家&イラストレーター)