大法輪 2016年4月号

著者 大神 直也
出版社 大法輪閣
ジャンル 仏教関係雑誌
出版年月日 2016/04/01
ISBN 978400000292X
判型・ページ数 A5・236ページ
定価 本体870円+税
在庫 品切れ・重版未定
1934年(昭和9年)、特定の宗派に偏らない仏教総合雑誌として創刊。 4月号の特集:死を迎える―名僧の最期から学ぶ いつか必ずどんな人にも平等にやってくる「死」。 今回の特集では、仏教各宗派の開祖や中興の祖などの名僧方が、どのように「死」と向き合い、受け入れ、また立ち向かったのか紹介し、己の「死」について考えます。

※版元様にて品切れです。
表紙「花満ちて」(日展)-佐々木曜
扉絵-小泉元生
目次絵-吉崎道治
カラー口絵 中山道佐久・望月の石仏たち-写真・文/中塚 裕

〈巻頭〉源遠流長-大本山 池上本門寺貫首 菅野日彰

師・安田理深論第六回(下)曽我量深から安田理深へ-本多弘之
唯識実践講座(十二)─〈唯識〉の基本思想-横山紘一
漱石・明暗を行く─胃病死の謎を解く(二十一)-山崎光夫
慈悲のかたち─仏教ボランティアを通して(26)-大菅俊幸
老子随想〈二十〉-蜂屋邦夫

桜の今昔談義─願はくは花の下にて-太田信隆
日本人が古来より親しんできた「桜」。多くの詩歌に詠まれてきた儚く、美しい様を振り返る。

エッセイ 私の「縁は異なもの」やればできる-太田治子

鉄笛

○銭湯の極楽浄土性-町田 忍
○お地蔵さんと文学-小林幸夫
○生き延びる-鈴村和成
○青春は忘れもの-山本晁重朗

特集=死を迎える-名僧の最期から学ぶ

日々、なかなか意識できない「死ぬ」という現実ですが、名僧・高僧方が最期に遺した言葉などを味わいながら、どう「死」と向きあい、受け入れたのかを紹介したいと考えます。

中国の禅僧たち〈隠峯/南泉普願〉-石井公成
天台宗〈最澄/天海〉-小林順彦
真言宗〈空海/覚鑁〉-北尾隆心
浄土宗〈法然/熊谷直実/良忠〉-林田康順
浄土真宗〈親鸞/蓮如/讃岐の庄松〉-佐々木隆晃
臨済宗〈一休/沢庵/仙崖/白隠/快川/盤珪〉-金嶽宗信・武田鏡村
曹洞宗〈道元/瑩山/良寛〉-中尾良信
日蓮宗〈日蓮/日親〉-高森大乗
その他〈西行/明恵/一遍/空也/即身仏・鉄門海/補陀落渡海した僧〉-小林順彦・志村有弘・豊嶋泰國

◆名僧・高僧のお墓-編集部
聖徳太子/行基/鑑真/最澄/円仁/円空/法然/親鸞/栄西/一休/白隠/道元/良寛/日蓮/一遍/西行/役行者/宮沢賢治/鈴木大拙ほか

野坂昭如の遺訓─〈死〉・〈生き地獄〉からの人生哲学-志村有弘
無頼、奇行の「焼跡闇市派」昨年没した作家の心中に根づいた平和への希求、人間への思い。

〈連載小説〉異形の菩薩行基(4)─第一章悲しみを超えて-岳 真也
あなたのための『修証義』入門(11)-大童法慧
道元の思想と書(26)-岩井孝樹
日蓮紀行(67)─飢餓と寒苦─米一合もうらず-福島泰樹
寺院消滅時代への提言④ お寺と「生前における契約」-田代尚嗣
夜郎自大の三十年─戦前日本を省みる-横田 喬
〈コラム仏心を問う⑯〉不便と便利-形山睡峰
節談説経の真髄─東保流の節回し(上)-谷口璽照
末期患者とともに生きる ─僧医の置き文を読む-香川潤子
雑学から学ぶ仏教(68) 明治維新に学ぶ⑦-瓜生 中
阿含経典を読む⑧-横山全雄
ある少年通信兵の体験談 戦地に赴いたのは一六歳(続)-岸野亮哉
ほっと一息ブッダのことば⑦怒りを制す-吉田真譽

大法輪カルチャー講座
《十三仏》信仰入門③ 文殊菩薩と普賢菩薩-下泉全暁
如来の本願─『大無量寿経』の四十八願に学ぶ④-加来雄之

山頭火の風景(47)水仙こちらむいてみんなひらいた-版画と文・田主 誠
仏教なんでも相談室-鈴木永城
ドクターらく朝の「井戸端けんこう談義」(44)命懸けの朝ご飯-立川らく朝
遍路で学ぶ生きる知恵(94)念ずれば花開く-武田喜治

〈大法輪アーカイブス〉人間の幸福について〈昭和33年5月号より〉-岸本英夫

読者の頁
短歌-篠 弘
俳句-小川晴子
川柳尾藤三柳
囲碁将棋公案-工藤紀夫/武市三郎
教界レンズ
編集後記
カット・さしえ-伊藤礼子/大野公実/悟東あすか/西谷昌久/橋本樸々/山本太郎

同じジャンルの商品

SHOPPING ご注文

870円+税

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム