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歎異抄の世界をたずねて【伝道ブックス77】

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著者	四衢亮著
出版社	東本願寺出版
ジャンル	日本仏教 > 真宗系
出版年月日	2015/11/28
ISBN	9784834105193
判型・ページ数	新書・67ページ
定価	本体250円＋税
在庫	在庫あり

この本の内容

さまざまな課題が渦巻く現代において、日本一有名な宗教書ともいえる『歎異抄』をとおして、人間を問い直します。今の世を生きる私たちの課題とは、人生とは、そして人間とは何なのか――。「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」と言い切られた親鸞聖人の教えを記した『歎異抄』が示す視座を確認しながら、今の私たちの問題をたずねていく。

一、『歎異抄』のもつ視座
　現代の課題をどう見るか
　『歎異抄』とは
　著者名がない書物
　『歎異抄』の性格
　面授の弟子への直伝
　大事なことを伝えていく
　「序文」の視座
　「後序」からみる『歎異抄』の性格
　『教行信証』の視点から
　「破邪」でなく「歎異」のこころ
　生死海を尽くす
　過去に訪ね、未来に責任をもつ

二、『歎異抄』の世界
　『歎異抄』が示す人間の姿
　煩悩具足の凡夫
　「日ごろのこころ」
　業縁を生きる存在
　自分に出会う場所が人生