私釈親鸞

著者 伊藤 益
出版社 北樹出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2015/10/10
ISBN 9784779304781
判型・ページ数 4-6・220ページ
定価 本体2,000円+税
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筑波大学「日本倫理思想史」の講義録である本書。日本における浄土教の大成者である親鸞の思想の核心を「煩悩具足の凡夫の救済」と見定め、「救済の宗教」である浄土教の仏教における位置づけを考える。平易な語り口で親鸞の息吹を現代に蘇らせる好著。
序 章 仏陀の教え
 1 親鸞思想の核心
 2 苦の思想
 3 無我の立場

第1章 浄土教思想史
 1 大乗仏教の成立
 2 インド・中国の浄土教
 3 萬葉集と浄土教
 4 末法思想と浄土教
 5 法然の生涯と思想

第2章 悪の思想
 1 親鸞の生涯(1)
 2 親鸞の生涯(2)
 3 悪人正機説
 4 『歎異抄』の筆者
 5 五つの解釈
 6 存在にまつわる悪
 7 宿業論

第3章 「信」の構造
 1 宗教的実存と「信」
 2 他力の信心
 3 同朋意識
 4 法然と親鸞―その微妙な差異

第4章 慈悲の思想
 1 往相・還相二種回向
 2 親鸞の矛盾?
 3 唯円への配慮
 4 親鸞の浄土観

終 章 親鸞と現代
 1 自力の限界
 2 他力の自由
 3 煩悩の問題

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