比叡山と高野山 【読みなおす日本史】

著者 景山 春樹
出版社 吉川弘文館
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日 2015/10/01
ISBN 9784642065931
判型・ページ数 4-6・249ページ
定価 本体2,200円+税
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日本の仏教を塗り替えた最澄と空海。同時期に唐に渡り、帰国後は人里離れた深山に本拠を構えるなど歴史的にも宗教的にも相似点は多い。しかし、両者の性格や教壇の有様は異なる。延暦寺と金剛峯寺の成立・発展の歴史を追い、特質を考える。
はじめに
1 比叡山寺
 最澄の登叡と空海の入山
 比叡山の自然
 比叡山へ入るみち 
 比叡山寺の規模と構成(一)
 最澄の入唐と空海の入唐
 比叡山寺の規模と構成(二)
 比叡山寺の規模と構成(三)
 横川の起こりと構成
 遮那業と止観業の発展
 相応和尚と回峰行
 比叡山の浄土院と居士林
 比叡山の美術
 門前町坂本とその文化財
 比叡山の年中行事
2 高野山寺
 高野山の位置とその開創
 高野・丹生の両所明神
 高野山寺の大きさ
 高野山寺の規模と構成
 高野七口と女人結界
 町石卒塔婆
 壇場の伽藍群
 堅精論義
 奥院と御廟信仰
 学侶と行人と聖方
 高野山寺の谷々と子院
 高野山寺の美術
 高野山の年中行事
参考文献
比叡山・高野山比較年表
『比叡山・高野山』をよむ    嵯峨井 建

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