大法輪 2015年10月号

著者 黒神 直也
出版社 大法輪閣
ジャンル 仏教関係雑誌
出版年月日 2015/10/01
ISBN 978400000188X
判型・ページ数 A5・236ページ
定価 本体870円+税
在庫 品切れ・重版未定
1934年(昭和9年)、特定の宗派に偏らない仏教総合雑誌として創刊。 10月号の特集   病を予防するために―仏教からのヒント  病への心構えを仏の智慧や、医師免許をお持ちの僧侶や仏教信仰の方々から、さまざまな病についての具体的なアドバイスをいただきます。

※版元様にて品切れです。
表紙「シルクロードをゆく」(日展)-長谷部権次呂
扉絵-小泉元生
目次絵-吉崎道治
カラー口絵 阿弥陀三尊と板碑埼玉の古刹・向徳寺-写真・文/佐藤泰司

〈巻頭〉正直正路-本成寺貫首 門谷日悠

〈法話〉キュウリ一本の修行-ネルケ無方
主体性をもって励むこと、自分を投げ出すことドイツ人住職の禅との出会いと修行への決意。

師・安田理深論第二回(下)~相応学舎-本多弘之
唯識実践講座(六)─〈唯識〉の基本思想横山紘一
〈最終回〉新・にっぽん聖地巡拝の旅〈一三〉 津軽から下北、恐山へ-玉岡かおる
漱石・明暗を行く─胃病死の謎を解く(十五)-山崎光夫
慈悲のかたち─仏教ボランティアを通して(21)-大菅俊幸
老子随想〈十四〉-蜂屋邦夫
エッセイ 私の「縁は異なもの」ピーターラビットの泣き顔-太田治子

鉄笛
○「残欠」のこころ-小川軽舟
○二〇一五年夏の上海で-和田博文
○「十本の指」-佐々木正祐

特集=病を予防するために─仏教からのヒント
「苦」のひとつ「病」。不節制や無理しがちな現代人ですが、なるべくなら病気にはならず、なってしまったら長く患わずに治したい、というのが正直なところ。その為にはどうしたら。

仏教と医療─互いに学ぶこと-帯津良一

第一部 仏教が教える未病対処法

長命のお坊さんの健康法-豊嶋泰國
食と仏教─肉体を養う食と知恵を育む食-佐藤達全
経典に出てくる治療法と薬-影山教俊
仏教の修行と健康法─律典に説かれる健康的な生活の仕方、食事など-井上ウィマラ
名僧の死の覚悟と死因百瀬明治
漢方医学と仏教の関わりの歴史-水野修一
気功養生の視点で読み解く白隠禅-廖 赤陽

第二部 僧医が教える-予防法

心疾患と死の意識-小松良哉
脳血管障害予防と五つの偈-田中雅博
生活習慣病(糖尿病・高血圧・肥満など)-田畑正久
肝臓疾患と因果-与芝眞彰
こころの病と仏教-斉藤大法
お坊さんで鍼灸師が教える養生法-樺島勝徳

追悼・石川洋先生-坂岡嘉代子
〈戦後七十年〉日本宗教界の潮流(その三)-太田信隆
あなたのための『修証義』入門(5)-大童法慧
道元の思想と書(20)-岩井孝樹
日蓮紀行(61)─他国侵逼の難-福島泰樹
夜郎自大の三十年─戦前日本を省みる②-横田 喬
青の洞門伝説異聞-阿賀佐圭子
東北に住む広島原爆被爆体験者の言葉(下)-岸野亮哉
すべては生じ、消え行くアニッチャー─ヴィパッサナー瞑想センターでの十日間-西村仁美
〈コラム仏心を問う⑩〉分かることと分からないこと-形山睡峰
雑学から学ぶ仏教(63)明治維新に学ぶ②-瓜生 中
大法輪カルチャー講座
中国語でひもとく『般若心経』②語り・發呆爺爺-文と絵・村越英裕

〈短編小説〉老いの最果てに-小嵐九八郎
山頭火の風景 つくつくぼうし鳴いてつくつくぼうし-版画と文・田主 誠
遍路で学ぶ生きる知恵(88)高齢者を取り巻く厳しい生活実態-武田喜治
ドクターらく朝の「井戸端けんこう談義」(38)携帯電話はどう使う-立川らく朝

〈大法輪アーカイブス〉野鳥の慈父 中西悟堂(上)〈昭和42年1月号より〉-杉本苑子
昭和9年に日本野鳥の会を設立し、鳥類保護法を成立させた偉大な畸人の生活と思いを訪ねて。

読者の頁
短歌-篠 弘
俳句-小川晴子
川柳-尾藤三柳
囲碁将棋公案-工藤紀夫/武市三郎

教界レンズ
編集後記
カット・さしえ-伊藤礼子/悟東あすか/西谷昌久/橋本樸々

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