墓と葬送の社会史 【読みなおす日本史】

著者 森 謙二
出版社 吉川弘文館
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 2014/05/01
ISBN 9784642065764
判型・ページ数 4-6・259ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 お取り寄せ
「墓」はこれからどうなるのか? 社会を映し出す「墓」の歴史を読み解く一冊。
序―問題の視点

第一章 市民社会と墓地
家族感情と墓
近代市民社会と墓地

第二章 墓地空間
生者と死者の分離
都市、居住空間のなかへはいってきた墓地
屋敷墓

第三章 さまざまな墓制―墓と墓地の民俗
両墓制の習俗
奈良県都示?村の両墓制
墓地と墳墓の形態
総墓制

第四章 国家による「死」の管理―明治政府の墓地政策
神葬祭の推進と自葬祭の禁止
火葬禁止/地租改正作業のなかで―遺体尊重政策
「墓埋行政」の到達点―「墓地及埋葬取締規則」

第五章 祖先祭祀と墳墓
明治民法における祖先祭祀と墳墓
イデオロギーとしての祖先祭祀―穂積陳重と柳田国男
多様な祖先祭祀

第六章 家族の変動と現代の墓制
何が変わったのか
変貌する現代の墓制
これからの墓地問題

墓と葬送に関する文献 
あとがき
補論

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