吉蔵の浄土教思想の研究

無得正観と浄土教

著者 伊藤 昌彦
出版社 春秋社
ジャンル 日本仏教 > 浄土宗系
出版年月日 2012/02/01
ISBN 9784393113103
判型・ページ数 A5・656ページ
定価 本体23,000円+税
在庫 お取り寄せ
中国三論宗の祖師である吉蔵は、「諸名相は互いに因縁相即の関係によって仮立されたものであり、固執すべき対象は存在しないとして、無所得の立場に立つ」三論教学の無得正観に基づきながら、諸経典に注釈を施している。そのうち、『観無量寿経』への注釈書『観経義疏』は、日本三論宗において特に注目され、法然の浄土宗形成にも影響を与えたとされる。吉蔵は、この世における無得正観の体得を強調し、他力思想からは距離を置いたのである。本書は、吉蔵の浄土教思想の独自性を解明すべく、弥陀身土論と衆生往生論を中心に考察し、資料として吉蔵撰『観経義疏』訳注を付した一冊。
第一部 吉蔵の浄土教思想
 第二部 吉蔵の日本三論宗への影響
 資料編 以上

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