鎌倉仏教革命

法然・道元・日蓮

著者 橋爪 大三郎
出版社 サンガ新社
ジャンル 日本仏教 > 曹洞宗
日本仏教 > 浄土宗系
日本仏教 > 日蓮宗系
歴史・資料
出版年月日 2025/03/31
ISBN 9784911416006
判型・ページ数 4-6・384ページ
定価 本体4,000円+税
在庫 在庫あり
鎌倉新仏教。
それは日本の近代化を準備した
「革命」だった!

平安末期から鎌倉期にかけて、仏教の原理を掘り下げ、社会革命の火をつけた天才たちがいた。
農民を団結させ、日本人の精神をつくり変えた法然、道元、日蓮の知の格闘が世界的な文脈でよみがえる。

ヨーロッパの近代化を導いたのは宗教改革。
では、日本はなぜ、江戸から明治へとスムーズに近代化できたのか?
その答えは800年前の「鎌倉仏教革命」にある!

法然『選択本願念仏集』、道元『正法眼蔵』、日蓮『開目抄』――
彼らの思想は、政治権力や経済のメカニズムを超えたところで、仏教の原理を掘り下げ、新たな仏教のかたちを打ち立てた。
それは農民の共同体を基盤に、日本人の精神性を変革し、日本社会の近代化を準備したのだった。
西欧の宗教改革よりも300年早い近代の萌芽を、社会学者・橋爪大三郎が鮮やかに描き出す。
第1部 法然

■第1章 法然以前
1・1 因果論
1・2 凝念大徳の『八宗綱要』
1・3 源信の『往生要集』
1・4 荘園から惣村へ

■第2章 法然
2・1 法然とは誰か
2・2 『選択本願念仏集』を読む
2・3 『選択本願念仏集』のロジック
2・4 念仏宗の衝撃

■第3章 法然以後

第2部 道元

■第4章 禅とはなにか
4・1 禅とはなにか
4・2 菩提達摩
4・3 恵可と禅問答
4・4 恵能と禅宗の確立
4・5 禅宗の「法脈」

■第5章 道元
5・1 道元という人物
5・2 道元のポスト仏教
5・3 『正法眼蔵』・現成公案の巻
5・4 『正法眼蔵』・仏性の巻
5・5 『正法眼蔵』・そのほかの巻

■第6章 坐禅原則主義のゆくえ

第3部 日蓮

■第7章 日蓮とは誰か

■第8章 日蓮のテキストを読む
8・1 天台の五時教判
8・2 『立正安国論』を読む
8・3 『開目抄』を読む
8・4 『観心本尊抄』を読む

■第9章 ポスト仏教革命

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