近刊

続高僧伝とアジアの仏教文化

名取新宮寺一切経本の調査から

6~7世紀の中国仏教の重要史料『続高僧伝』。鎌倉中期書写の新宮寺一切経本の調査を通して、一切経、仏教史研究に新局面を拓く。

著者 齋藤 智寛
新宮寺本『続高僧伝』研究会
出版社 法藏館
ジャンル 歴史・資料
出版年月日 2025/09/15
ISBN 9784831857330
判型・ページ数 4-6・364ページ
定価 本体4,500円+税
在庫 未刊・予約受付中
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あらかじめご了承ください。

唐・道宣撰『続高僧伝』は、6~7世紀の中国仏教を知るうえで不可欠な史料であり、日本仏教の祖師に関する記録も豊かに含む。鎌倉中期書写の新宮寺一切経本『続高僧伝』の調査を通して、一切経、仏教史研究に新局面を拓く。
総 説  [齋藤智寛]

【第1部】新宮寺本『続高僧伝』調査から

新宮寺本『続高僧伝』からみた興聖寺本系の成立過程――巻四玄奘伝を中心に  [堀  裕]
新宮寺本『続高僧伝』巻八慧遠伝について――諸本校異から見た特徴  [斉藤達也]
名取新宮寺本『続高僧伝』玄奘伝の字形についての一考察――「正字」、異体字、誤字  [佐竹保子]

【第2部】『続高僧伝』と道宣

北斉・文宣帝の仏教政策――『続高僧伝』の記載を中心に  [川合 安]
菩薩になった異族僧――『続高僧伝』が築き上げた僧崖像  [池 麗梅]
道宣『中天竺舎衛国祇洹寺図経』の撰述意図――天竺中土説の克服と関連して  [倉本尚徳]
『律相感通伝』のテキストの形態の変遷  [陳 志遠]

【第3部】アジアにおける『続高僧伝』とその展開

ベトナム仏教における道宣律書の受容と刊行  [宮嶋純子]
最澄の玄奘理解――天竺・那爛陀寺を舞台とする僧伝的諸言説をめぐって  [冨樫 進]
経蔵と文殊  [長岡龍作]

【第4部】附 録

『続高僧伝』の校訂本に関する私見――同伝巻四「玄奘伝」を中心にして  [定  源]
新宮寺本『続高僧伝』現存十七巻法量表
新宮寺本『続高僧伝』巻四・巻八所見(二〇一二年)
新宮寺本科研研究集会記録

おわりに  [冨樫 進・堀  裕]

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