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道元禅師のことば 「修証義」入門【法蔵館文庫】 (文庫)

文庫

道元『正法眼蔵』の真髄をまとめた『修証義』の一文ごとについて、原典との関係を明らかにしつつ、丁寧な解説を加えた入門書。

著者 有福 孝岳
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 曹洞宗
シリーズ 法蔵館文庫
出版年月日 2025/04/15
ISBN 9784831826930
判型・ページ数 文庫・275ページ
定価 本体1,100円+税
在庫 未刊・予約受付中
*こちらの書籍は未刊です。現在、予約のみを受け付けております。
既刊の書籍と併せてご注文いただいた場合、全ての書籍が揃い次第の発送となります。
あらかじめご了承ください。

道元の主著『正法眼蔵』の真髄をまとめた曹洞宗の基本聖典『修証義』全5章31節を一文ずつ取り上げ、原典との関係を明らかにしつつ、語句と内容の解説を加えた画期的入門書。『修証義』原文、現代語訳、出典一覧を付す。
まえがき――『修証義』と『正法眼蔵』
 一、『修証義』と『正法眼蔵』
 二、『正法眼蔵』について
 三、『正法眼蔵』の新しいテキスト
 四、『正法眼蔵』の注釈書
 五、『正法眼蔵』の現代語訳

『修証義』入門――『修証義』とはいかなるものなのか
 一、『修証義』成立の経緯
 二、『修証義』の構成と要旨

第一章 総序
 第一節 生死の問題を明らかにする(総序1)
 第二節 最善最勝の生き方(総序2)
 第三節 無常の風と命のはかなさ(総序3)
 第四節 因果応報と善悪の問題(総序4)
 第五節 三時(現世・来世・来来世)と行為の帰結(総序5)
 第六節 今生の我が身の大切さ(総序6)

第二章 懺悔滅罪
 第七節 仏の慈悲の広大無辺さ(懺悔滅罪1)
 第八節 まごころと懺悔の功徳力(懺悔滅罪2)
 第九節 仏も昔は凡夫、私たちも未来は仏(懺悔滅罪3)
 第十節 懺悔すれば、必ず仏の助けがある(懺悔滅罪4)

第三章 受戒入位
 第十一節 仏道は仏法僧の三宝を敬うことから始まる(受戒入位1)
 第十二節 三宝への帰依こそ解脱と菩提の基である(受戒入位2)
 第十三節 三宝への帰依こそすべての戒の基本である(受戒入位3)
 第十四節 三宝への帰依こそ最尊最上の功徳である(受戒入位4)
 第十五節 三つの誓願と十項目の行動指針(受戒入位5)
 第十六節 仏のみ子の自覚としての受戒(受戒入位6)
 第十七節 世界のすべては仏の声と姿の現れである(受戒入位7)

第四章 発願利生
 第十八節 自己より先に他者を救う発菩提心(発願利生1)
 第十九節 老若男女を問わない発菩提心(発願利生2)
 第二十節 人を成仏得道に導く発菩提心(発願利生3)
 第二十一節 布施は人に法と財を施すことである(発願利生4)
 第二十二節 愛語は人をも天をも動かす(発願利生5)
 第二十三節 利他行こと自他共に救われる行為である(発願利生6)
 第二十四節 社会は自他一如の同事行で成り立つ(発願利生7)
 第二十五節 発菩提心の実践は最高の功徳である(発願利生8)

第五章 行持報恩
 第二十六節 この世に生れ仏に出会う喜び(行持報恩1)
 第二十七節 正しい教え(正法)にあうことを願う(行持報恩2)
 第二十八節 人類は報恩感謝の念を忘れてはならない(行持報恩3)
 第二十九節 日々の行持が仏恩感謝の正道である(行持報恩4)
 第三十節 諸仏の行持も一日の行持から始まる(行持報恩5)
 第三十一節 心がそのまま仏とはどういうことか(行持報恩6)

あとがき

付録 『修証義』現代語訳・原文・出典一覧
文庫版あとがき

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