新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
社会をつくる仏教
エンゲイジド・ブッディズム
仏教は世の中の苦しみに背を向けてはならない、それが釈迦のいう利他の教えである。―著者はこのような思想に立って、真宗の仏教者たち(清沢満之、高木顕明、今村恵猛ら)の足跡を検討し、戦争や靖国問題に対する仏教者の態度を問い、日本の仏教に伝統的に欠けている精神=「エンゲイジド・ブッディズム」<Engaged Buddhism>と仏教の社会倫理の大切さを力説する、仏教と仏教者の現状に異議を申したてる。あわせて、「凡夫と他力」の自覚にもとづく真宗の人間観の根源性に執着する。『日本人はなぜ無宗教なのか』の著者が、「仏教と非戦」を掲げて久々に世に問うラジカルな発言。
Ⅰ 仏教と非戦
Ⅱ 真宗の社会倫理
Ⅲ 天皇の「人間宣言」と靖国問題
Ⅳ 凡夫と他力
Ⅱ 真宗の社会倫理
Ⅲ 天皇の「人間宣言」と靖国問題
Ⅳ 凡夫と他力