新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
丸山真男『日本の思想』精読 【岩波現代文庫 学術42】
「である」ことと「する」こと、「タコツボ型」と「ササラ型」、「実感信仰」と「理論信仰」など、卓抜な概念が多くの人を魅了してきた『日本の思想(岩波新書)』には、「戦後民主主義の思想家」という既成の丸山像を揺るがす力が秘められている。日本の伝統から積極的な価値を引き出そうとした「開国論」を参照系としつつ、丸山の果たしえなかった企図を今日において引き継ぐ力作評論。(前書より)
第一章 「戦中と戦後の間」-丸山真男の思想史的位置-
第二章 「「である」ことと「する」こと」(一)-近代社会の論理-
第三章 「「である」ことと「する」こと」(二)-日本近代社会の特質-
第四章 「思想のあり方について」-「近代」と「開かれた社会」-
第五章 「近代日本の思想と文学」(一)-「開国」問題のケース・スタディとして-
第六章 「近代日本の思想と文学」(二)-「開かれた知的共同体」の条件-
第七章 「日本の思想」(一)-「伝統」の多様性と「開国」への新たな視点-
第八章 「日本の思想」(二)-「開国」と「日本近代」-
おわりに-「伝統」への戦略的視座
あとがき
第二章 「「である」ことと「する」こと」(一)-近代社会の論理-
第三章 「「である」ことと「する」こと」(二)-日本近代社会の特質-
第四章 「思想のあり方について」-「近代」と「開かれた社会」-
第五章 「近代日本の思想と文学」(一)-「開国」問題のケース・スタディとして-
第六章 「近代日本の思想と文学」(二)-「開かれた知的共同体」の条件-
第七章 「日本の思想」(一)-「伝統」の多様性と「開国」への新たな視点-
第八章 「日本の思想」(二)-「開国」と「日本近代」-
おわりに-「伝統」への戦略的視座
あとがき