教行信証 口述50講 第一巻 教・行の巻 【教行信証 口述50講1】

親鸞のこころをたずねて

著者 岡 亮二
出版社 教育新潮社
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 教行信証 口述50講
出版年月日 1993/10/20
ISBN 9784763301024
判型・ページ数 A5・517ページ
定価 本体7,200円+税
在庫 品切れ・重版未定
親鸞によって著された『教行信証』は難解な書物とされている。本書は『教行信証』を本文に即して読み解き、そこに表現された親鸞の思想を明らかにする。
総序
第1講 教行信証に学ぶ―総序の文
 本講のアウトライン
 はじめに
 1 親鸞の信心の世界
 2 真実の教えはいかにして成りたつか 
 3 名号と信心
 4 衆生にとって無条件の救いとは何か
 5 『教行信証』の題名について

教巻
第2講 真実の教え
 本講のアウトライン
 1 『教行信証』の構造について―標挙の文を中心に―
 2 親鸞が求めた仏教
 3 浄土真宗とは何か―往相・還相という二種の廻向について―
 4 大無量寿経が真実の教えであるというのはどういうことか
 5 釈尊と阿難―経典の引文の問題点―

行巻
第3講 真実の教・真実の行
 本講のアウトライン
Ⅰ 講義前半 教巻のまとめ―真実の教とは何か―
 大経の諸引文―親鸞はここで何を言いたかったのか―
Ⅱ 講義後半 真実の行
 1 標願と細註
 2 大行の問題点―従来の真宗学への問い―
 3 私の問題提起
 4 親鸞の生涯と念仏
 5 宗学の問題に答える
第4講 大行とは何か
 本講のアウトライン
 1 大行とは阿弥陀仏の名号を称えることである
 2 諸仏称名の願 第十七願に何が誓われているか…大無量寿経
 3 阿弥陀仏はいかなる衆生を救うのか…無量寿如来会
 4 救いの構造―弥陀・釈迦・衆生…大阿弥陀経
 5 無量寿経第十七願の展開について
 6 誰が阿弥陀仏の法を聞くのか…無量清浄平等覚経
 7 釈迦は具体的にどのように讃嘆するのか…東方偈の文
 8 諸仏の一切は第十八願の法を語る…悲華経大施品
 9 称名破満
第5講 称名破満釈を中心に
 本講のアウトライン
 1 前講の大意
 2 入初地品の比喩
 3 地相品①
 4 地相品②
 5 浄地品
 6 易行品
 7 龍樹の偈
第7講 天親の教え・曇鸞の教え
 本講のアウトライン
 1 『教行信証』から何を学ぶか
 2 これまでの講義の大意
 3 天親の教え
 4 曇鸞の教え
第8講 道綽の教え・善導の教え
 本講のアウトライン
 1 前講の大意
 2 曇鸞の教え
 3 道綽の教え
 4 善導の教え
第9講 南無阿弥陀仏とは何か
 本講のアウトライン
 1 善導の教え
 2 親鸞聖人の六字釈
第10講 諸師の念仏讃嘆
 本講のアウトライン
 1 諸師の念仏讃嘆
 2 龍樹菩薩からの念仏思想の流れ
第11講 源信・法然の教え/不廻向の行
 本講のアウトライン
 1 源信の教え
 2 法然の教え
 3 私たちが求めている念仏の心と親鸞聖人が明らかにした念仏の心
 4 不廻向の行
 5 真実の行信
第12講 光明と名号と信心の因縁
 本講のアウトライン
 1 前講のアウトライン
 2 光明と名号と信心
第13講 一声の称名の意味
 本講のアウトライン
 1 前講の大意
 2 行の一念
 3 大無量寿経の構造
第14講 他力とは何か
 本講のアウトライン
 1 前講までの講義の大意―親鸞上人にとって、行とは何であったか―
 2 他力釈
第15講 「一乗海」と言うこと
 本講のアウトライン
 1 大行の性格―これまでの行巻の流れ
 2 一乗海釈
 3 「海」とは何か
第16講 「行巻」を結ぶ
 本講のアウトライン
 1 行巻に説かれていたことは何か
 2 念仏と諸善の比?対論
 3 親鸞みずからの念仏讃嘆
 4 方便の行信とはなにか
 5 真実の行信―難思議往生―
 6 知恩報徳

あとがき

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