話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
新訂 徒然草 【ワイド版岩波文庫16】
『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。
そしてその味わいは簡潔で的確だ。一件無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。
時の流れに耐えて連綿と読みつがれてきたこのような書物こそ、本当の古典というのであろう。
懇切丁寧な注釈を新たに加え、読みやすいテキストとした。(前書きより)
凡例
つれづれ草 上
序段 つれづれなるまゝに
第一段 いでや、この世に生れては
第二段 いにしへのひじりの御代の
第三段 万にいみじくとも
第四段 後の世の事、心に忘れず
第五段 不幸に憂に沈める人の
第六段 わが身のやんごとなからんにも
第七段 あだし野の露消ゆる時なく
ほか
つれづれ草 下
第百三十七段 花は盛りに
第百三十八段 祭過ぎぬれば
第百三十九段 家にありたき木は
第百四十段 身死して財残る事は
第百四十一段 悲伝院尭蓮上人は
第百四十二段 心なしと見ゆる者も
ほか
解説(安良岡康作)
章段索引
つれづれ草 上
序段 つれづれなるまゝに
第一段 いでや、この世に生れては
第二段 いにしへのひじりの御代の
第三段 万にいみじくとも
第四段 後の世の事、心に忘れず
第五段 不幸に憂に沈める人の
第六段 わが身のやんごとなからんにも
第七段 あだし野の露消ゆる時なく
ほか
つれづれ草 下
第百三十七段 花は盛りに
第百三十八段 祭過ぎぬれば
第百三十九段 家にありたき木は
第百四十段 身死して財残る事は
第百四十一段 悲伝院尭蓮上人は
第百四十二段 心なしと見ゆる者も
ほか
解説(安良岡康作)
章段索引