新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.08.25
坂村真民全詩集 第2巻
出会い 柳田静江
朝の眼の中に
この二つのものの中に
海にて
ことしも浜木綿の花に
ダリヤ
生の賦
五月
五月の花
美しき女囚
富士を愛す
海の貝さえ
夏を更に
花の蜜にも
仏陀の眼
キョウサンビ町の釈迦
坐
小さい太陽
この一人の娘のために ほか
春の泉
念ずる心
果物
醗酵するもの
白い椿
耳鳴り
粥を煮る
臨済忌
風呂
思うこと
茶の花
ルオー展
夢の中の人
やもりの子
春くれば
微笑
自らを励ますうた
盲目の人たちに ほか
梨花
序詩
栂
栂の肌
少年
化身の話
しべすいうちにやしき
故郷春色
教え
梨花
志野
蜜
真珠を煮る
月光
八大山人の魚
雲と石 ほか
朴
本もの
ねがい
みめいこんとん
尊いのは足の裏である
わたしは仏足に心ひかれる
種
朴きたる
占い
一すじに
んの字のふしぎ
しんみんの名に寄せるうた
真民流
おのずから
真の詩人
念願
真民さんの花
タンポポ魂
一つの歴史
吹き抜けて行け
業病ゆえに
つつましく
空っぽになれ
風の音
白萩
冬こそはわが師父なり ほか
あとがき