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ブッダ最後の旅【岩波文庫　青325-1】

大パリニッバーナ経

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著者	中村元訳
出版社	岩波書店
ジャンル	経典・聖典（学術的）
シリーズ	岩波文庫　青
出版年月日	1980/06/16
ISBN	9784003332511
判型・ページ数	文庫・370ページ
定価	本体940円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

原始仏典の中にはブッダの生涯はほとんど記されていない。だが彼の死は、信徒にとって永久に忘れえぬ出来事だった。パーリ語本『大パリニッバーナ経』の中に、ブッダの死とその前後の自見が詠嘆をこめて語られている。本書はこのパーリ語本を底本とし、サンスクリット本、漢訳本を参照して邦訳した。（前書より）

第一章
　一、鷲の峰にて／二、修行僧たちに教える／三、旅に出る／四、パータリ村にて
第二章
　五、コーティ村にて／六、ナーディ村にて／七、商業都市ヴェーサーリー／八、遊女アンバパーリー／九、旅に病む－ベールヴァ村にて
第三章
　一〇、命を捨てる決意／一一、悪魔との対話／一二、大地震に関連して／一三、死別の運命
第四章
　一四、一生の回顧－バンダ村へ／一五、ボーガ市における四大教示／一六、鍛冶光工チェンダ／一七、臨終の地をめざして－プックサとの邂逅
第五章
　一八、病い重し／一九、アーナンダの号泣／二〇、大善見王の物語／二一、マッラ族への呼びかけ／二二、スバッダの帰依
第六章

訳注
解題
　二三、臨終のことば／二四、死を悼む／二五、遺体の埋葬／二六、遺骨の分配と崇拝