新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
梅棹忠夫の「日本人の宗教」
民族学者梅棹忠夫(1920~2010)は『梅棹忠夫著作集』全22巻+別巻を刊行、1969年刊の『知的生産の技術』が99刷を重ねている知の巨人です。 淡交社が昭和44年より刊行した「世界の宗教」シリーズの掉尾12巻は、梅棹忠夫著「日本人の宗教」を予定するも、刊行が叶いませんでした。 本書では、梅棹資料室に残されている、執筆のメモ書きに相当する「こざね」約350手掛かりに、氏がどういう話を展開しようとしていたのか、中牧弘允氏が推理しました。本稿を中心に、日本宗教に関する梅棹氏の論考・対談を集めて、幻の「世界の宗教」第12巻「日本人の宗教」を、生誕100年(没後10年)を機に刊行します。
第1章 幻の著書『日本人の宗教』を追跡する(中牧弘允)
第2章 宗教の比較文明論(梅棹忠夫)
日本人の宗教生活
エッセイ 梅棹家の宗教生活
その一 神がみの正月
その二 家庭における神と芸術
近代化と宗教
宗教の比較文明論への試論
第3章 民族学者の発想「宗教について」(梅棹忠夫/中牧弘允)
第2章 宗教の比較文明論(梅棹忠夫)
日本人の宗教生活
エッセイ 梅棹家の宗教生活
その一 神がみの正月
その二 家庭における神と芸術
近代化と宗教
宗教の比較文明論への試論
第3章 民族学者の発想「宗教について」(梅棹忠夫/中牧弘允)