永観『往生講式』の研究

影印・訓訳 養福寺蔵本『往生講私記』

本書は永観『往生講式』の鎌倉後期から室町初期の写本である、養福寺蔵本『往生講私記』の影印をカラーで掲載。

著者 五十嵐 隆幸
出版社 思文閣出版
ジャンル 日本仏教 > 奈良仏教系
出版年月日 2016/12/05
ISBN 9784784218448
判型・ページ数 B5・75ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 お取り寄せ
講式とは、仏教の教えを分かりやすく説くために法会・講会を行う時の儀式次第である。
鎌倉時代に流行し、やがて民衆教化に大いに力を発揮した。
本書は永観『往生講式』の鎌倉後期から室町初期の写本である、養福寺蔵本『往生講私記』の影印をカラーで掲載。
翻刻・読み下し・現代語訳をつけ、著者による研究論文を付した。
史料篇
 養福寺蔵本『往生講私記』
  影印
  翻刻
  読み下し
  現代語訳

論文篇
 永観『往生講式』における信仰とその思想――新資料『往生講私記』を中心として――
  一 はじめに
  二 講式と絵画
  三 講式の流布
  四 永観の著述
  五 『往生講式』の形成過程
  六 養福寺蔵本『往生講私記』にみられる特色
  七 『往生講式』における念仏往生思想
  八 永観と迦才
  九 まとめ

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