新編 大蔵経

成立と変遷

仏教典籍の悠久の歴史を一冊に。旧著『大蔵経―成立と変遷』を50年ぶりに一新。15名による最新研究を盛り込んだ待望の概説書。

著者 京都仏教各宗学校連合会
出版社 法藏館
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2020/12/10
ISBN 9784831877086
判型・ページ数 A5・309ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
インドから日本に伝えられた、仏教典籍の悠久の歴史を一冊に。京都大蔵会第100回を迎え、旧著『大蔵経―成立と変遷』(小川貫弌他著)を50年ぶりに一新。総勢15名の専門家による最新研究を盛り込んだ待望の概説書。
序文

I インド・アジア諸地域

第1章 インド仏教時代の三蔵とパーリ語三蔵
一 初期文献の編纂作業――結集伝説
二 刊本としての集成
第2章 大乗経典
一 大乗仏教と大乗経典
二 インドの文字と経典書写
三 大乗経典写本の種々相
第3章 チベット大蔵経
一 チベット仏教の歴史と諸宗派
二 カンギュル(仏説部)とテンギュル(論疏部)
三 カンギュル・テンギュルの内容構成
四 敦煌文献中のチベット語訳経論典

II 中 国

第1章 写本の時代
一 仏教伝来――中国へ
二 漢訳経典の誕生から一切経へ
三 写本の一切経――一切経から大蔵経へ
第2章 経典目録の編纂と漢訳大蔵経
一 漢訳大蔵経の成立――後漢~東晋・南北朝時代
二 漢訳入蔵録の成立――隋時代
三 漢訳仏典目録と大蔵経の確立――唐時代前期
四 経録の続修と欽定化
五 漢訳経典の公開と保存――石刻経典の発生と展開
第3章 版本大蔵経
一 開宝蔵(蜀版大蔵経)の刊行
二 金版大蔵経
三 契丹大蔵経
四 福州版(東禅寺蔵・開元寺蔵)の刊行
五 浙西版(思渓蔵・磧砂蔵・普寧寺蔵)の刊行
六 元の官版大蔵経
七 大明南蔵と大明北蔵の刊行
八 明末の嘉興蔵と清の龍蔵の刊行
九 清末・民国初期刊行の大蔵経

III 朝 鮮

第1章 高麗版大蔵経
一 高麗初雕版大蔵経
二 高麗再雕版大蔵経

IV 日 本

第1章 日本古代の一切経
一 仏典の将来と書写
二 奈良時代の一切経
三 平安時代の一切経
第2章 日本中世
一 鎌倉期の一切経
二 南北朝・室町期の一切経
第3章 日本近世の一切経
一 近世の大蔵経
二 宗存版一切経
三 天海版一切経
四 鉄眼版大蔵経
第4章 日本近代の出版
一 金属活字版大蔵経
二 日本撰述・宗門系全書
三 データ・ベース

執筆担当者一覧
あとがき

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