法華衆の芸術

著者 高橋 伸城
出版社 第三文明社
ジャンル 日本仏教 > 日蓮宗系
美術
出版年月日 2021/12/10
ISBN 9784476034028
判型・ページ数 A5・189ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
本阿弥光悦、長谷川等伯、尾形光琳、葛飾北斎など、国内外に知られる巨匠たちは、なぜそろって法華衆だったのか。
一見すると彼らの作品に宗教的な色合いはない。
日蓮生誕800年の節目に「法華芸術」という新しい視点から概観する日本美術史論。
宮島達男氏(現代美術家)との対談、河野元昭氏(東京大学名誉教授)へのインタビューも収録。
『聖教新聞』の好評連載を書籍化。
第1章 法華衆とその作品
 本阿弥光悦──法華芸術の"プロデューサー"
 俵屋宗達──「琳派」の光源
 狩野永徳──天下人に愛された絵師
 長谷川等伯──桃山画壇の雄
 樂道入──型の中で型を破る
 狩野探幽──江戸狩野派の礎を築く
 尾形光琳──「琳派」の大成者
 尾形乾山──誇り高き陶工
 葛飾北斎──変わり続けた絵師
 歌川国芳──奇想天外の絵師
 河鍋暁斎──即興の名手
 神坂雪佳──今につながる「琳派」
 速水御舟──世界的な大芸術を

第2章 西洋との出会い
 西洋に広がった法華芸術
 「北斎」から「HOKUSAI」へ

第3章 「法華衆の芸術」をめぐって
 対談 宮島達男(現代美術家)
 インタビュー 河野元昭(東京大学名誉教授)

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