話題の本【書評】(2024年9月~) - 2025.08.18
喜怒哀楽のお経を読む【朝日選書1029】
仏教の知恵まんさいの処方箋。
著者は僧侶で宗教学者。
『歎異抄』、『維摩経』のわかりやすく深い解説は評判だ。認知症の介護、喪失体験にも向き合っている。
本書は、人間のこころを奥底からとらえて離さない「恐れ、怒り、笑い、悲哀、老・病・死」をお経で読み解く。
第2章 「怒り」について、ある宗教学者がお話しします
第3章 「笑い」について、ある芸能研究者がお話しします
第4章 「悲哀」について、ある心理学者がお話しします
第5章 「老・病・死」について、NPO法人・死を考える会代表がお話しします