蔵文和訳 大乗アングリマーラ経

著者 加納 和雄
出版社 起心書房
出版年月日 2024/02/28
ISBN 9784907022303
判型・ページ数 A5・506ページ
定価 本体11,000円+税
在庫 在庫あり
初期仏典に説かれる「改心した悪人」アングリマーラの物語を、大乗仏教の立場から大胆に読み替え、衆生が成仏できる可能性=如来蔵をドラマティックに説く経典を、チベット訳から全訳。解題では本経への最新の研究成果を詳述しつつ、仏教内外を含めた「インド世界における本経の位置」を問い直し、如来蔵思想研究に新たな展望を開く。
第1章 書誌と内容概観
第2章 物語のモチーフをたずねて
第3章 物語の「種明かし」
第4章 如来蔵思想
第5章 読者の射程
第6章 漢訳と5~6世紀の状況
第7章 チベット訳と9世紀以降の展開

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