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新刊

マンダラの新しい見方

「何がマンダラか」という視点に立ち、日本で展開した浄土教曼荼羅や参詣曼荼羅等のあり方、思想を探求しマンダラの意義を再考する。

著者 森 雅秀
出版社 法藏館
ジャンル 美術
哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2024/05/25
ISBN 9784831863522
判型・ページ数 A5・262ページ
定価 本体3,600円+税
在庫 在庫あり
「何がマンダラか」という視点に立ち、インドにおけるマンダラの発生を確認し、浄土教曼荼羅や法華経曼荼羅、参詣曼荼羅等、日本で独自に展開したマンダラのあり方を解き明かして、マンダラの意義を再考する。
はじめに
第一章 マンダラと灌頂儀礼
1 灌頂儀礼とは
2 灌頂の起源
3 中期密教の灌頂
4 後期密教における展開
5 祝祭の儀礼
第二章 日本人はマンダラをどのように見てきたか
1 多様な日本のマンダラ
2 両界曼荼羅
3 別尊曼荼羅
4 修験道のマンダラ
5 浄土教のマンダラ
6 社寺参詣曼荼羅
7 何が変わったか
第三章 マンダラが媒介するもの
1 媒介するものとしてのマンダラ
2 プラティシュター儀礼
3 舎利を納入する
4 日本密教のマンダラ
5 極楽浄土のマンダラ
6 絵解きのマンダラ
7 媒介としての役割の変化
第四章 文字のマンダラ 種子曼荼羅
1 種子曼荼羅とは何か
2 両界種子曼荼羅の系統
3 種子曼荼羅の特徴
4 種子曼荼羅を問い直す
5 法曼荼羅は種子曼荼羅か
6 不空から空海へ
7 種子曼荼羅は何のため
第五章 日蓮と本尊曼荼羅
1 宗教における媒体
2 本尊曼荼羅とは
3 本尊曼荼羅の成り立ち
4 本尊曼荼羅の位置づけ
5 法華経の造形作品
6 文字の持つ力
第六章 浄土真宗と名号本尊
1 マンダラを持たない仏教
2 親鸞と名号
3 光明本尊
4 蓮如の名号本尊と方便法身
5 その後の浄土真宗
6 文字とマンダラ
第七章 高僧のマンダラ
1 高僧を描く
2 真言八祖像
3 法相曼荼羅
4 浄土真宗の七高僧図
5 修験道のマンダラの世俗化
6 その他の高僧のマンダラ
第八章 法華経のマンダラ
1 ストゥーパとマンダラ
2 建物の中の法華経曼荼羅図
3 金字宝塔曼荼羅図
4 見宝塔品の位置と表現
5 本興寺の四幅本
6 本法寺の二十二幅本
7 奈良国立博物館の法華経曼荼羅図
8 その他の法華経曼荼羅図
あとがき
参考文献一覧
図版一覧

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