新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
空海と密教解剖図鑑
著者 | 武藤 郁子 著 宮坂 宥洪 監 |
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出版社 | 株式会社エクスナレッジ |
ジャンル | 日本仏教 > 真言宗系(密教含む) |
出版年月日 | 2024/06/04 |
ISBN | 9784767832814 |
判型・ページ数 | A5・215ページ |
定価 | 本体1,800円+税 |
在庫 | 在庫あり |
稀代の超人
弘法大師・空海は
なぜ、人々の心をつかむのか?
仏教のみならず、
書道・芸術・語学・土木・建築などあらゆる分野で才能を発揮した
日本仏教界のスーパースターこと、弘法大師・空海。
生誕1250年を迎えてなお、人々の心を掴んで離さないカリスマ的存在です。
そんな「空海さん」こと「お大師さま」の魅力や生き様、
伝説、歴史的事象、人間関係はもちろん、
彼が説く深淵かつ明解な真言密教の教えや世界観、修行や修法まで
要点を掴みやすい年表や地図、人物相関図やイラストを用いて徹底図解。
1冊を通して読むことで、
弘法大師・空海が生きた平安初期当時の社会情勢や歴史も分かります!
弘法大師・空海は
なぜ、人々の心をつかむのか?
仏教のみならず、
書道・芸術・語学・土木・建築などあらゆる分野で才能を発揮した
日本仏教界のスーパースターこと、弘法大師・空海。
生誕1250年を迎えてなお、人々の心を掴んで離さないカリスマ的存在です。
そんな「空海さん」こと「お大師さま」の魅力や生き様、
伝説、歴史的事象、人間関係はもちろん、
彼が説く深淵かつ明解な真言密教の教えや世界観、修行や修法まで
要点を掴みやすい年表や地図、人物相関図やイラストを用いて徹底図解。
1冊を通して読むことで、
弘法大師・空海が生きた平安初期当時の社会情勢や歴史も分かります!
序章 密教ってなんだろう?
全肯定から始まる仏への道/仏になるための最速・確実な教え/「自分の中に仏がある」の意味とは?/密教で最も重要な仏は?/密教の大成者・空海/空海の真言宗と最澄の天台宗/コラム1:空海の密教は“肯定的で明るい仏教〟
1章:天才少年・真魚、空海になる
超人・空海の少年時代と育った環境/「佐伯直真魚」が属する世界/真魚少年を育んだ佐伯氏と阿刀氏/上京した真魚と周辺の環境/日本仏教の流れと南都六宗/大安寺と勤操との出会い/日本唯一の大学に入学。しかし…/決定的な体験、そして決断の時/虚空蔵求聞持法と山岳修行/『虚空蔵求聞持法』と真魚の出発点/進むべき道を定め、『聾瞽指帰』を書き上げる/『聾瞽指帰』完成から得度まで 求道者・空海の“空白の7年〟/留学僧に選ばれ、正式な僧になる
2章:密教の正統継承者・空海
空海と世界の出会い 世界文化の中心地・長安へ/難波津から7か月の道程/長安での行動を想像する/訳経天国・長安と般若三蔵/空海の求法、成就する――師・恵果との出会い/3か月で阿闍梨となる/上座部仏教と大乗仏教、そして空海の密教へ/恵果の死と日本への帰国/師・恵果の深い愛情と示された道/空海の帰国と受容への道/謎の3年間と伝説の場所/入京を実現させた嵯峨天皇と最澄/嵯峨天皇が空海に期待したこと/怨霊の時代と密教の使命/鎮護国家と八幡神/最澄との出会いと訣別/コラム2:空海(弘法大師)はどんな姿をしていたのか
3章:密教の大成者・弘法大師空海
高野山開創と密教の普及/修禅道場・高野山開創/高野山開創にまつわる伝説「飛行三鈷」/高野山造営を担った人物たち/治水事業・満濃池の改修/南都仏教界と空海の関係/根本道場・東寺の経営と淳和天皇/東寺の伽藍造営と立体曼茶羅/智泉の死――空海の死生観――/空海の入定/庶民も学べる綜藝種智院を開設/空海による驚異的な著作群/弟子たちのその後/入定留身と高野山浄土/五筆和尚と称えられた書の天才
4章:空海の密教
空海は「自分を大切にしなさい」と説いた/あらゆる教えを包括する十住心論/真言は意識の扉を開ける鍵/密教の教主は大日如来/六大・四曼・三密――庫を開けた空海に見えた世界の真相/慈悲と智慧の完成「両部(界)曼茶羅」/大慈悲から生まれた仏たちの集合図「胎蔵曼茶羅」/あらゆる智慧の連携を表す「金剛界曼荼羅」/仏舎利と仏塔の誕生/仏像の誕生/コラム3:密教の修行システム「四度加行」
5章:密教の修行と修法
「修行」の目的は即身成仏と慈悲の実践/法は師から弟子へ、心から心へ伝授される/修行者の守護者・不動明王/仏と行者が応じ合う「三密加持」/阿字観と月輪観/五字厳身観と五相成身観/加持祈祷と護摩修法/龍を苦しみから解放して雨を降らせる/国家鎮護や怨敵調伏の修法/修法の道具――壇と密教法具――/コラム4:空海と伏見稲荷大社
6章:実践!今日から始める密教
密教を生き方の中に取り入れてみよう/私たちにもできる密教実践法/日本の聖地と神仏習合/聖地から聖地へ “歩く行〟/お遍路とお遍路さん――お大師さまと巡る聖ルート――/ゆかりの地で空海を思う旅――本書お勧めの聖地巡礼/1:空海のはじまりの場所/2:阿刀氏ゆかりの地と平城京/3:室生―恵果から授かった如意宝珠と龍の聖地/4:空海が過ごした平安京を巡る/5:丹生の地から高野山へ/高野山おおまかマップ
附章:密教の仏尊と神々
如来/菩薩/明王/天部
全肯定から始まる仏への道/仏になるための最速・確実な教え/「自分の中に仏がある」の意味とは?/密教で最も重要な仏は?/密教の大成者・空海/空海の真言宗と最澄の天台宗/コラム1:空海の密教は“肯定的で明るい仏教〟
1章:天才少年・真魚、空海になる
超人・空海の少年時代と育った環境/「佐伯直真魚」が属する世界/真魚少年を育んだ佐伯氏と阿刀氏/上京した真魚と周辺の環境/日本仏教の流れと南都六宗/大安寺と勤操との出会い/日本唯一の大学に入学。しかし…/決定的な体験、そして決断の時/虚空蔵求聞持法と山岳修行/『虚空蔵求聞持法』と真魚の出発点/進むべき道を定め、『聾瞽指帰』を書き上げる/『聾瞽指帰』完成から得度まで 求道者・空海の“空白の7年〟/留学僧に選ばれ、正式な僧になる
2章:密教の正統継承者・空海
空海と世界の出会い 世界文化の中心地・長安へ/難波津から7か月の道程/長安での行動を想像する/訳経天国・長安と般若三蔵/空海の求法、成就する――師・恵果との出会い/3か月で阿闍梨となる/上座部仏教と大乗仏教、そして空海の密教へ/恵果の死と日本への帰国/師・恵果の深い愛情と示された道/空海の帰国と受容への道/謎の3年間と伝説の場所/入京を実現させた嵯峨天皇と最澄/嵯峨天皇が空海に期待したこと/怨霊の時代と密教の使命/鎮護国家と八幡神/最澄との出会いと訣別/コラム2:空海(弘法大師)はどんな姿をしていたのか
3章:密教の大成者・弘法大師空海
高野山開創と密教の普及/修禅道場・高野山開創/高野山開創にまつわる伝説「飛行三鈷」/高野山造営を担った人物たち/治水事業・満濃池の改修/南都仏教界と空海の関係/根本道場・東寺の経営と淳和天皇/東寺の伽藍造営と立体曼茶羅/智泉の死――空海の死生観――/空海の入定/庶民も学べる綜藝種智院を開設/空海による驚異的な著作群/弟子たちのその後/入定留身と高野山浄土/五筆和尚と称えられた書の天才
4章:空海の密教
空海は「自分を大切にしなさい」と説いた/あらゆる教えを包括する十住心論/真言は意識の扉を開ける鍵/密教の教主は大日如来/六大・四曼・三密――庫を開けた空海に見えた世界の真相/慈悲と智慧の完成「両部(界)曼茶羅」/大慈悲から生まれた仏たちの集合図「胎蔵曼茶羅」/あらゆる智慧の連携を表す「金剛界曼荼羅」/仏舎利と仏塔の誕生/仏像の誕生/コラム3:密教の修行システム「四度加行」
5章:密教の修行と修法
「修行」の目的は即身成仏と慈悲の実践/法は師から弟子へ、心から心へ伝授される/修行者の守護者・不動明王/仏と行者が応じ合う「三密加持」/阿字観と月輪観/五字厳身観と五相成身観/加持祈祷と護摩修法/龍を苦しみから解放して雨を降らせる/国家鎮護や怨敵調伏の修法/修法の道具――壇と密教法具――/コラム4:空海と伏見稲荷大社
6章:実践!今日から始める密教
密教を生き方の中に取り入れてみよう/私たちにもできる密教実践法/日本の聖地と神仏習合/聖地から聖地へ “歩く行〟/お遍路とお遍路さん――お大師さまと巡る聖ルート――/ゆかりの地で空海を思う旅――本書お勧めの聖地巡礼/1:空海のはじまりの場所/2:阿刀氏ゆかりの地と平城京/3:室生―恵果から授かった如意宝珠と龍の聖地/4:空海が過ごした平安京を巡る/5:丹生の地から高野山へ/高野山おおまかマップ
附章:密教の仏尊と神々
如来/菩薩/明王/天部