法眼 12

唐代禅宗の変容と終焉

著者 土屋 太祐
田中 良昭
椎名 宏雄
石井 修道
出版社 臨川書店
シリーズ 唐代の禅僧
ISBN 9784653040026
判型・ページ数 4-6・414ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 お取り寄せ
唐代の禅宗が高度な発展と細分化を遂げた最終段階のすがたとは―
禅宗五家のうち最も晩く成立した法眼宗の開祖、法眼文益の評伝。
法眼出現の歴史的・思想的背景から、法眼宗の断絶、宋代禅宗の胎動へと至る過程を丹念にたどり、法眼の思想の特徴とそれが持つ意義を原典資料から読み解く、唐末五代禅宗の思想史。
第一章 雪峰教団の登場と分裂
第一節 雪峰義存の帰還と雪峰山の創建/第二節 独立独歩の人、玄沙師備/ 第三節 雪峰系と玄沙系の分裂

第二章 唐代禅宗の思想と玄沙師備の立場
第一節 馬祖「作用即性」説の登場とその反響/第二節 玄沙師備の昭昭霊霊批判/第三節 三句綱宗/第四節 玄沙と華厳の思想/第五節 ふたたび雪峰と玄沙

第三章 法眼文益の生涯と思想
第一節 出家、受戒、長慶慧稜門下での参禅/第二節 羅漢桂琛からの嗣法/第三節 法眼のことばと思想

第四章 法眼宗から宋代の禅へ
第一節 『宗門十規論』と法眼の時代/第二節 法眼の後継者と法眼宗の隆盛/第三節 法眼宗に対する評価と宋代
禅の発展

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