新聞掲載広告(2024年9月~) - 2025.11.18
浅原才市翁を語る 令和新版
浅原才市(あさはら・さいち)というおじいさんがいました。昭和の妙好人といわれる真宗の篤信者で、宗教哲学者・鈴木大拙によって世界的に紹介された人物です。
才市は自分の信心の機微を詩にしたためていました。その詩には、信心がうまくいかない気持ち(慚愧:ざんぎ)や、そんな自分でも救われる感謝(歓喜:かんぎ)が、あふれんばかりに綴られています。
著者の寺本慧達は若き日に才市と出会い、もの静かで小柄なお爺さんである才市の、深い信心、全くひけらかすことのない純粋な心に、惹きつけられました。日々、才市と会って仏教談義に花を咲かせたものです。
慧達は才市の人物像と詩を雑誌に寄稿し、鈴木大拙にたどり着き、柳宗悦に影響をあたえ、才市は人々に知られることになったのです。
この寄稿文をふくむ才市を紹介した慧達の好書は、昭和期に多くの人に読まれたのち、再版を望まれながらも長らく実現されませんでした。これを令和新版として再現します。慧達にしか書けなかった才市の逸話、才市の実感あふれる信心の詩は、現代人の心に染み入ります。
Ⅰ 生ける妙好人 浅原才市(大正8年初出)
Ⅱ 浅原才市翁を語る(昭和27年初出)
Ⅲ 浅原才市と私(昭和25年初出)
Ⅳ 奇妙なお爺さん 浅原才市翁の話(昭和25年初出)
令和新版の刊行にあたって
解 説(谷口愛沙:真宗大谷派教学研究所)
付、寺本慧達年譜
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