妙好人研究集成

妙好人関連の膨大な研究論文のうち、特に画期をなした38本を精選。

著者 菊藤 明道
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2016/10/16
ISBN 9784831823557
判型・ページ数 A5・748ページ
定価 本体10,000円+税
在庫 在庫あり
浄土真宗では、信仰に特に篤い門徒を「妙好人」と呼び親しんできた。本書は妙好人に関する膨大な研究論文のうち、特に画期をなした38本を精選。今後の同研究に必備の一冊。
序 妙好人伝研究の経緯と意義・・・・・・・・・・・・林 智康

序 妙好人研究の意義・・・・・・・・・・・・・・・佐藤平(顕明)



第一部『妙好人伝』の研究

 『妙好人伝』とその作者たち・・・・・・・・・・・・・佐々木倫生

 初篇『妙好人伝』の一考察・・・・・・・・・・・・・・・朝枝善照

 仰誓の立場と『親聞妙好人伝』・・・・・・・・・・・・・・大桑 斉

 初期『妙好人伝』成立の背景・・・・・・・・・・・・・・島田一道

 幕末における『妙好人伝』編纂の意味・・・・・・・・・・柏原祐泉

 「近世門徒伝」と『妙好人伝』・・・・・・・・・・・・・・平田 徳

 妙好人伝編纂史再考

  ―大正期真宗信者言行録を手がかりにして―・・・・・・黒崎浩行

 『妙好人伝』の出版とその問題・・・・・・・・・・・・・・土井順一

 『妙好人伝』と『続妙好人伝』の出版と流通・・・・・・・万波寿子

 『往生伝』と『妙好人伝』

  ―両伝の特色と関連を中心に―・・・・・・・・・・・・菊藤明道

 近世『妙好人伝』研究の経緯・・・・・・・・・・・・・・児玉 識



第二部妙好人の研究

 妙好人の研究―浄土真宗と妙好人―・・・・・・・・・・・林 智康

 妙好人の言動と真宗聖教・・・・・・・・・・・・・・・・龍口明生

 妙好人の心理学的研究・・・・・・・・・・・・・・・・・岡 道固

 教育における妙好人的心性の陶冶・・・・・・・・・・・・川村覚昭

 大乗浄土教の精華―妙好人―・・・・・・・・・・・・・・本多靜芳

 妙好人の姿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・志村有弘

 妙好人と私・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・玉城康四郎

 妙好人の現代的意義・・・・・・・・・・・・・・・・・五十嵐明寶

 妙好人の回心経験をめぐって・・・・・・・・・・・・・・寺川幽芳

 真宗における宗教的人格―妙好人の人間像を訪ねて―・・・・・釋 徹宗

 妙好人の認識の在り方と世界観

  ―無対辞による苦の超越―・・・・・・・・・・・・・・中尾将大

 妙好人から学ぶもの―妙好人椋田与市同行の生活と念仏―・直林不退

 妙好人輩出の宗教的社会機能―真宗の法座について―・・・吾勝常行 

 妙好人を通して見た生命観・・・・・・・・・・・・・・新保 哲

 法の流れに入れる者

  ―現生正定聚の原型と妙好人―・・・・・・・・・・・・井上尚実

 妙好人六連島お軽の歌―絶望と歓喜―・・・・・・・・・・石田法雄

 石見の善太郎―妙好人と言葉―・・・・・・・・・・・・・松塚豊茂

 讃岐の妙好人 庄松の言行にみる死生観と超越

  ―〝いのち〟の地平の物語―・・・・・・・・・・・・・北岑大至

 ようこそ・源左―妙好人因幡の源左における宗教的生―・・岡村康夫

 妙好人像の形成と現代における妙好人の意義・・・・・・・塚田幸三

 妙好人と智慧

  ―柳宗悦「無対辞文化」が投げかけるもの―・・・・・・藤 能成

 世界に広がる妙好人―ヨーロッパの念仏者たち―・・・・佐々木惠精

 ヨーロッパの妙好人と「無対辞」の思想

  ―ハリー・ピーパー師の事績を通して―・・・・・・・・那須英勝

 妙好人浅原才市の「そのまま」について・・・・・・・佐藤平(顕明)

 大拙先生と妙好人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・楠 恭

 妙好人の存在・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・柳 宗悦

 妙好人「才市」―才市覚帳を通して―・・・・・・・・・・鈴木大拙

 

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 編集後記

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