話題の本【書評】(2024年9月~) - 2026.09.24
スピリチュアル嫌いの宗教遍歴
そして神も仏もいらなくなった
真宗王国・北陸で厳格なクリスチャンの元に育った上野千鶴子。父に反抗して棄教した十代、仏教やインド哲学、そしてフェミニズムと社会学との出会い、大学闘争の記憶と親しかった人との別れと看取り。宗教はいらないと確信するまでの波乱に満ちた宗教遍歴と、スピリチュアルケアや終末期医療への洞察。「スピ系」を嫌う著者が語る、内省的な思索と回想。
Ⅱ 瞑想と沈黙/出家という還相/スピ(リチュアル)系の人々/日本人の宗教観/あの世はあるか
Ⅲ 大学闘争/時を超えた書物/うたのわかれ/社会学者というしごと
Ⅳ ノロとサニワ/女性学との出会い/連合赤軍とオウム真理教
Ⅴ 介護現場へ/ブルータス、おまえもか/スピリチュアルケア/臨床宗教師の登場とは/こんなはずじゃなかった
Ⅵ 死の教育/ボーヴォワールの「さよなら」/色川さんの看取り/生き延びるための思想/「尊厳死」より「尊厳生」を
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