仏教と心理学の接点 【龍谷叢書37】

浄土心理学の提唱

人々の生き方や文化に影響を与えてきた浄土教。その浄土教から日本人の心を心理学から解明する、仏教心理学に新たな視座を提唱。

著者 藤 能成 編著
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 浄土宗系
シリーズ 叢書 > 龍谷叢書
出版年月日 2016/07/20
ISBN 9784831824592
判型・ページ数 A5・272ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
多くの人々の生き方や文化に影響を与えてきた浄土教。その浄土教を中心とした日本人の心を心理学から解明する、仏教心理学にこれまでなかった新たな視座を提唱する。
序 言 (林 智康)



第一章 浄土教と心理学の接点

 仏教・浄土教と行動科学の接点

 二河白道

 禅と浄土の心理学的研究史



第二章 真宗と心理学の接点

 浄土真宗と人間性心理学の思考様式の問題について

 浄土真宗とスピリチュアリティ

 真宗心理へのアプローチ



第三章 対話と傾聴

 仏教カウンセリングにおける「きく」

 真宗と心理学の接点―聴聞と傾聴

 浄土三部経における対話表現

 真宗における対話表現―親鸞聖人の書簡を中心に

第四章 ビハーラ活動と心理学の接点

 ビハーラ活動と心理臨床の接点

 ビハーラ実践者の活動を支える思想―浄土真宗本願寺派僧侶のインタビュー調査から

 後 記

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