宗教と認知行動的セルフモニタリング

青年期の適応を通じて

著者 山﨑 洋史
出版社 学文社
ジャンル 入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2022/02/25
ISBN 9784762031373
判型・ページ数 A5・149ページ
定価 本体3,100円+税
在庫 在庫あり
宗教観構造は人の適応や自己の成長にどのような影響を与えているのか。
現代の日本における宗教観の肯定的側面が、青年期の若者の個人的な自己信頼感や幸福感などのいわゆる認知的適応と行動的適応に与える影響および不適応状態に与える影響を、因子相関研究、事例研究等を用いて実証的に明らかにした研究書。
第1章 宗教と認知行動的セルフモニタリングの概要―臨床心理学理論と宗教―
第2章 宗教観と青年期適応―宗教観・信仰の有無と適応感・アイデンティティ確立の因子相関―
第3章 スピリチュアリティ的認知(信念)と青年期適応
     ―Subjective Well-Being(主観的幸福感)および対人ストレスコーピングにおける因子相関―
第4章 スピリチュアリティ的認知と抑うつスキーマ
     ―認知行動的セルフモニタリング「抑うつスキーマ」における因子相関―
第5章 認知行動カウンセリングの背景―宗教観における個人的認知変容による適応支援への道程―
第6章 事例研究:女子高校生の過食行動に対する認知行動的セルフモニタリングカウンセリング
     ―「正しいことは,報われる」「何かに見守られている」認知の出現による安定化―
第7章 宗教の認知行動的適応支援への提言―まとめとして―

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