話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
科学で宗教が解明できるか
進化生物学・認知科学に基づく宗教理論の誕生
21世紀に登場した進化論や認知科学を用いた宗教理論は、宗教研究にどのような新たな視点をもたらしたのか。
本書はこの疑問を明らかにするために、こうした科学的宗教理論の方法論、成立経緯、寄せられた批判および社会的役割について、幅広い資料を参照して分析を行っている。
文献案内、用語解説も付され、宗教の科学的研究の基礎を理解できる。
本書はこの疑問を明らかにするために、こうした科学的宗教理論の方法論、成立経緯、寄せられた批判および社会的役割について、幅広い資料を参照して分析を行っている。
文献案内、用語解説も付され、宗教の科学的研究の基礎を理解できる。
序論 問いと視点、研究方法と先行研究
第1章 エリアーデ批判以後の日米宗教学の道程と課題
第2章 進化生物学における宗教理論の発展
第3章 宗教認知科学の成立
第4章 科学的宗教理論がもたらした論点
第5章 科学的宗教理論が内包する反宗教思想
第6章 科学と共存する宗教思想
結論
第1章 エリアーデ批判以後の日米宗教学の道程と課題
第2章 進化生物学における宗教理論の発展
第3章 宗教認知科学の成立
第4章 科学的宗教理論がもたらした論点
第5章 科学的宗教理論が内包する反宗教思想
第6章 科学と共存する宗教思想
結論