宗教者と科学者のとっておき対話

人のいのちと価値観をめぐって

著者 有馬 賴底
安斎 育郎
出版社 かもがわ出版
ジャンル 日本仏教 > 禅宗系
出版年月日 2020/02/20
ISBN 9784780310726
判型・ページ数 4-6・141ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり
有馬頼底師(臨済宗相国寺派管長、金閣寺・銀閣寺住職、87歳)と安斎育郎(立命館大学平和ミュージアム名誉館長、80歳)の対談を1冊に収録した。

〝物言う禅僧〟とも言われる臨済宗の長老と、多彩な興味と思索が尽きない科学者の織りなす対話は、宗教者・科学者となるに至った経緯に始まり、今日の社会に生起する諸問題から、日本国憲法と平和の問題まで多岐にわたり、人生観と価値観についての深い洞察に満ちたものとなった。
それぞれの信念に基づく名言がちりばめられている。
第1章 禅僧になったのは―叩かれて悟った臨済禅の教え
第2章 老いをどう生きるか―空っぽになることこそ自由の秘訣
第3章 福島原発事故をめぐって―命を大切にする「不殺生戒」
第4章 先の戦争と日朝外交―話し合いにしか解決の道はない
第5章 今時の日本の社会と文化―孤独をなくす人と人のつながりを
第6章 科学と宗教の持分―人の人生観と価値観をめぐって
第7章 平和と日本国憲法について―声を上げるべき時代になった
対談を終えて

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