他力の哲学 赦し・ほどこし・往生

著者 守中 高明
出版社 河出書房新社
ジャンル 日本仏教 > 浄土宗系
出版年月日 2019/02/28
ISBN 9784309249001
判型・ページ数 4-6・249ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり
浄土は、いま、どこにあるか。

世界のリアルな非惨の数々を前にして、私たちが往き、生まれ、生まれ続けるべき浄土は、いま、どこにあるか。法然、親鸞、一遍における熾烈な信仰の生成を生/死を超える万人救済の教えとして徹底的に問い直し、“他力”の思考と実践をその現代性を鳴り響かせつつ甦らせる。

詩人思想家がその生のすべてを賭けた「廻心」の書。
序 ふたたび祈りの姿勢をとるために―あるいは遅れてきた至急便

第1部 「他力」という力
 法然の革命―人民のための浄土
 親鸞の闘い―マイノリティへの生成変化

第2部 「赦し」とはなにか
 「汝、赦されてあり」―大慈悲の力
 赦し得ぬものを赦すこと―「悪人正機説」の過去と未来

第3部 「ほどこし」という行為
 一遍の実践―捨てること、与えること
 「遊行」とはなにか―「一声」から集団編成へ

第4部 「往生」とはなにか
 有限性の問い―源信、ハイデガー、そして法然
 現世において生/死を超える―称名念仏の刻

関連書籍

SHOPPING ご注文

2,600円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 文庫5周年特設サイト

  • 仏教書販売研究会

  • 歴史書懇話会

  • 浄土真宗の法話案内

  • bookcover

  • mokoroku

  • detabase

  • バーゲンブック

  • 仏教のすすめ

  • Kinoden

  • Maruzen eBook Library

  • 寺院コム