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大法輪 2019年2月号
1934年(昭和9年)、特定の宗派に偏らない仏教総合雑誌として創刊。
2月号の特集:教えがわかる仏教のたとえ話
釈尊は難解な教理を身近な動植物などの「譬喩」(たとえ話)を多用し分かり易く説法しました。そのような譬喩の数々を紹介します。
2月号の特集:教えがわかる仏教のたとえ話
釈尊は難解な教理を身近な動植物などの「譬喩」(たとえ話)を多用し分かり易く説法しました。そのような譬喩の数々を紹介します。
表紙「飛翔」(院展)-今井珠泉
扉絵・目次絵-吉崎道治
カラー口絵 信州・東御市の百体観音を訪ねて-写真・文/中塚 裕
〈巻頭〉少欲知足-光明宗 総国分尼寺 法華寺門跡 門主 樋口教香
【講演】この世とあの世 ⑨ キリスト教における「彼岸」と「此岸」-佐藤 研
仏教の地獄は苦しみがいつか終わります。しかしユダヤ教的な地獄は永遠の滅びなのです。
中国禅入門 唐代禅僧たちの生涯6─我を成す者は朋友-小川 隆
法華経へのいざない 第二十六回 久遠の深法は本化の弟子に付嘱される─如来神力品 ②-北川前肇
リレーコラム仏教の眼 宗教と科学の役割分担-田畑正久
鉄 笛
○仏教と食-藤井教公
○死者をして死を知らしめよ-木井昭一
特集=教えがわかる仏教のたとえ話
釈尊は説法の際、「譬喩」を多用しました。難解な教理を、動植物など身近なものにたとえることで分かり易くする、そのような「仏の智慧」というべき譬喩の数々を、集めてみました。
│総論│たとえ話は巧みな方便-杉本卓洲
◇第一部 たとえ話の物語-若原雄昭?早島 慧?髙森大乗?三友健容
毒矢のたとえ─釈尊の答えなかった問い/琴の弦のたとえ─中道の実践/盲亀浮木のたとえ─遇い難くして遇う/握り拳のたとえ─開かれた教え/革紐の助けのたとえ─老いと病を生きる/黒白二鼠のたとえ─絶体絶命なのに甘い蜜を求める/一水四見のたとえ─人にとっての水が魚には住処/二河白道のたとえ─火と水の河の間にある極楽への道/薄めた牛乳のたとえ─牛乳を薄めても味わいは残る/三車火宅のたとえ─火事から子供を大白牛車で救出/長者窮子のたとえ─家出した息子に実家を悟らせる/三草二木のたとえ─雨はすべての草木を平等に潤す/化城宝処のたとえ─旅人を元気づけるため城を見せる/衣裏繋珠のたとえ─衣中に入れてもらっていた宝珠/髻中明珠のたとえ─転輪聖王が明珠を勇士に与える/良医治子のたとえ─毒を飲んだ子を巧みな方法で治す
◇第二部 教理をたとえて-羽矢辰夫?須田哲成
【八正道】人々が通った古道を発見
【縁起】二つの葦束は相依りて立つ
【煩悩】すべては燃えている
【瞋恚】風に向かって土を投げる
【信仰】信はわたしが播く種
【出家者】犀の角のようにただ独り歩め
【仏法】筏は捨てられるべき
【重重無尽】網の結び目の宝珠が互いに映じ合う
【唯心】心は工画師が世間を画く如し
【我見】縄を見て蛇と言う 立木を見て人と言う
【熏習】衣服に香りが移る
▼第三部 表現豊かな仏教のたとえ-佐々木一憲?吉村 誠?山本和彦
仏─蓮華・大医王・光明・月光/悟り─宝・彼岸・月/煩悩─炎・毒・熱・稠林/知者と愚者─鶴・猩々・蜂・牛/信仰─須弥山・白氈・母/清浄─洗濯・沐浴・石鹸/戒律─大地・良田・梯/天人の世界・寿命─須弥山・?利天・兜率天/心─心流水・幻・猿/無常─泡・陽炎・夢/実体のないもの─健達縛城・水月・旋火輪・兎角・蛇足/難値難遇─優曇華・盲亀浮木/善と悪─輝くヒマーラヤと夜陰に放たれた矢/最勝─犀の角・よく調教された馬/極小と極大─無益な千回と有益な一回・百万人の敵と一人の自己
仏教の多様性と『宗鏡録』(上)-花園大学国際禅研究所副所長・柳 幹康
千百年前に編まれた『宗鏡録』を読むと北伝仏教のダイナミックな展開の一端が見えてくる。
ほとけさまといっしょ〈その十〉「摩利支天」-藤原祐寛
仏像を守る第3章 地域の仏像を守りたい ②-仏像文化財修復工房代表・松岡誠一
柳宗悦論─ 妙好人という存在へ〈二〉-詩人・文芸評論家 岡本勝人
神・儒・仏と日本人 ? 教訓の時代と天道思想-森 和也
道元禅師の生涯についての論争〈中〉-吉田道興
持続可能な世界の実現へ─全日本仏教青年会全国大会を開催して-谷 晃仁
龍と共に生きる ? 民話・泉小太郎(龍の子太郎)-北畠聖龍
あの人この言葉(二十九) 松江シズさん(一九一二~二〇〇三)-横田 喬
ほっと一息ブッダのことば ? 健康は最高の利益-吉田真譽
明眼の人-佐藤隆定
死んで生きる物語 熊野再生小栗判官異聞(4)-山口辨清
わたしのおばあちゃん その⑥ 大丈夫-たばやん
大法輪カルチャー講座
《新連載》現代人のための『歎異抄』入門 ① 現代人と『歎異抄』-三明智彰
画僧宥恵の写仏のすすめ ⑪ 多面多臂像を描く─千手観音-牧 宥恵
仏教なんでも相談室-鈴木永城
〈大法輪アーカイブス〉《禅談》敵も味方も観音様〈昭和26年8月号より〉-澤木興道
ベストセラー『禅談』以後の老師の禅談。道元の偈頌を様々な話題を入れて軽妙に説き明かす。
読者の頁
短歌-篠 弘
俳句-小川晴子
川柳-尾藤川柳
囲碁将棋公案-工藤紀夫/武市三郎
展覧会へ行こう
教界レンズ
編集後記
カット・さしえ-薫風/悟東あすか/山本太郎
扉絵・目次絵-吉崎道治
カラー口絵 信州・東御市の百体観音を訪ねて-写真・文/中塚 裕
〈巻頭〉少欲知足-光明宗 総国分尼寺 法華寺門跡 門主 樋口教香
【講演】この世とあの世 ⑨ キリスト教における「彼岸」と「此岸」-佐藤 研
仏教の地獄は苦しみがいつか終わります。しかしユダヤ教的な地獄は永遠の滅びなのです。
中国禅入門 唐代禅僧たちの生涯6─我を成す者は朋友-小川 隆
法華経へのいざない 第二十六回 久遠の深法は本化の弟子に付嘱される─如来神力品 ②-北川前肇
リレーコラム仏教の眼 宗教と科学の役割分担-田畑正久
鉄 笛
○仏教と食-藤井教公
○死者をして死を知らしめよ-木井昭一
特集=教えがわかる仏教のたとえ話
釈尊は説法の際、「譬喩」を多用しました。難解な教理を、動植物など身近なものにたとえることで分かり易くする、そのような「仏の智慧」というべき譬喩の数々を、集めてみました。
│総論│たとえ話は巧みな方便-杉本卓洲
◇第一部 たとえ話の物語-若原雄昭?早島 慧?髙森大乗?三友健容
毒矢のたとえ─釈尊の答えなかった問い/琴の弦のたとえ─中道の実践/盲亀浮木のたとえ─遇い難くして遇う/握り拳のたとえ─開かれた教え/革紐の助けのたとえ─老いと病を生きる/黒白二鼠のたとえ─絶体絶命なのに甘い蜜を求める/一水四見のたとえ─人にとっての水が魚には住処/二河白道のたとえ─火と水の河の間にある極楽への道/薄めた牛乳のたとえ─牛乳を薄めても味わいは残る/三車火宅のたとえ─火事から子供を大白牛車で救出/長者窮子のたとえ─家出した息子に実家を悟らせる/三草二木のたとえ─雨はすべての草木を平等に潤す/化城宝処のたとえ─旅人を元気づけるため城を見せる/衣裏繋珠のたとえ─衣中に入れてもらっていた宝珠/髻中明珠のたとえ─転輪聖王が明珠を勇士に与える/良医治子のたとえ─毒を飲んだ子を巧みな方法で治す
◇第二部 教理をたとえて-羽矢辰夫?須田哲成
【八正道】人々が通った古道を発見
【縁起】二つの葦束は相依りて立つ
【煩悩】すべては燃えている
【瞋恚】風に向かって土を投げる
【信仰】信はわたしが播く種
【出家者】犀の角のようにただ独り歩め
【仏法】筏は捨てられるべき
【重重無尽】網の結び目の宝珠が互いに映じ合う
【唯心】心は工画師が世間を画く如し
【我見】縄を見て蛇と言う 立木を見て人と言う
【熏習】衣服に香りが移る
▼第三部 表現豊かな仏教のたとえ-佐々木一憲?吉村 誠?山本和彦
仏─蓮華・大医王・光明・月光/悟り─宝・彼岸・月/煩悩─炎・毒・熱・稠林/知者と愚者─鶴・猩々・蜂・牛/信仰─須弥山・白氈・母/清浄─洗濯・沐浴・石鹸/戒律─大地・良田・梯/天人の世界・寿命─須弥山・?利天・兜率天/心─心流水・幻・猿/無常─泡・陽炎・夢/実体のないもの─健達縛城・水月・旋火輪・兎角・蛇足/難値難遇─優曇華・盲亀浮木/善と悪─輝くヒマーラヤと夜陰に放たれた矢/最勝─犀の角・よく調教された馬/極小と極大─無益な千回と有益な一回・百万人の敵と一人の自己
仏教の多様性と『宗鏡録』(上)-花園大学国際禅研究所副所長・柳 幹康
千百年前に編まれた『宗鏡録』を読むと北伝仏教のダイナミックな展開の一端が見えてくる。
ほとけさまといっしょ〈その十〉「摩利支天」-藤原祐寛
仏像を守る第3章 地域の仏像を守りたい ②-仏像文化財修復工房代表・松岡誠一
柳宗悦論─ 妙好人という存在へ〈二〉-詩人・文芸評論家 岡本勝人
神・儒・仏と日本人 ? 教訓の時代と天道思想-森 和也
道元禅師の生涯についての論争〈中〉-吉田道興
持続可能な世界の実現へ─全日本仏教青年会全国大会を開催して-谷 晃仁
龍と共に生きる ? 民話・泉小太郎(龍の子太郎)-北畠聖龍
あの人この言葉(二十九) 松江シズさん(一九一二~二〇〇三)-横田 喬
ほっと一息ブッダのことば ? 健康は最高の利益-吉田真譽
明眼の人-佐藤隆定
死んで生きる物語 熊野再生小栗判官異聞(4)-山口辨清
わたしのおばあちゃん その⑥ 大丈夫-たばやん
大法輪カルチャー講座
《新連載》現代人のための『歎異抄』入門 ① 現代人と『歎異抄』-三明智彰
画僧宥恵の写仏のすすめ ⑪ 多面多臂像を描く─千手観音-牧 宥恵
仏教なんでも相談室-鈴木永城
〈大法輪アーカイブス〉《禅談》敵も味方も観音様〈昭和26年8月号より〉-澤木興道
ベストセラー『禅談』以後の老師の禅談。道元の偈頌を様々な話題を入れて軽妙に説き明かす。
読者の頁
短歌-篠 弘
俳句-小川晴子
川柳-尾藤川柳
囲碁将棋公案-工藤紀夫/武市三郎
展覧会へ行こう
教界レンズ
編集後記
カット・さしえ-薫風/悟東あすか/山本太郎