親鸞から蓮如へ 【真宗文庫】

真宗創造―『御文』の発遣―

著者 池田 勇諦
出版社 東本願寺出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 真宗文庫
出版年月日 2018/02/28
ISBN 9784834105728
判型・ページ数 文庫・305ページ
定価 本体750円+税
在庫 お取り寄せ
「真宗再興の人」とも「本願寺中興の人」とも言われる蓮如。殺戮と天災の戦国乱世において、蓮如が送り届けた『御文』(「おふみ」)とよばれる手紙の数々は、人びとの心に深く染みわたり、念仏に生きる無数の真宗門徒を生んだ。その『御文』の精神を読み解き、宗祖親鸞の「同朋精神」を伝統して、現代につながる真宗教団の礎を築いた蓮如の思想的歩みに迫る。
熱僧・蓮如―はしがきに代えて

序章 伝統と創造―蓮如という人
 一 親鸞教団か蓮如教団か―教団とは何か
 二 「真宗再興」は真宗創造―求道と伝道
 三 親鸞仏教における蓮如の位置

第一章 蓮如における真宗創造の原点―その精神と実動
 一 親鸞の同朋精神の回帰
 二 覚如の教団的志願の継承

第二章 『歎異抄』を背景とする法語書簡
 一 生涯を尽くす「ふみ」の発信
 二 『御文』の思想的系譜
 三 「仏法がわかる」とは―「念仏には無義をもって義とす」

第三章 血路をひらく『御文』
 一 「二河白道のたとえ」と『御文』
 二 血路をひらく勇気
 三 弥陀をたのむ決断

第四章 『御文』がひらく新しい人間
 一 「死」観の確立
 二 念仏もうす身に―社会倫理を開く
 三 神祇追従からの解放

第五章 蓮如の世法観―結びに代えて

あとがき

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