歎異抄受託の覚如 聖教化解放の蓮如

禁書説は誤解の産物 僧侶向け解説

著者 尾野 義宗
出版社 永田文昌堂
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2022/11/28
ISBN 9784816240591
判型・ページ数 A5・348ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
現在も、覚如上人と蓮如上人による本願寺教団の形成は、『歎異抄』を禁書にしたから成功したという説がある。
だが、それは明らかな誤解であるということを、歴史的資料も踏まえながら詳しく解説する。
序文
はじめに

第一部 『歎異抄』の真意
 第一章 『歎異抄』原本とは「日野家私信」、蓮如上人が聖教化し解き放つ
 第二章 『歎異抄』原本受託の覚如上人
 第三章 『歎異抄』原本とは義理の甥覚如への私信
 第四章 『歎異抄』原本の目的
 第五章 『歎異抄』原本の目的達成への唯円布石
 第六章 唯円布石と蓮如上人聖教化で左右される現行『歎異抄』解釈
 第七章 『歎異抄』原本の「浄土から来生した親鸞聖人」顕彰 
 第八章 『歎異抄』原本第六条の真意は「僧侶の師資相承を骨格とする正意の念仏教団の形成論拠」

第二部 『歎異抄』原本の継承と聖教化と解放
 第九章 『歎異抄』原本(「法文」)受託の覚如上人の行動
 第一〇章 蓮如上人の覚如路線の継承
 第一一章 蓮如上人の『歎異抄』原本確保と聖教化と解放

第三部 『歎異抄』禁書説とその対応
 第一二章 埋められた『歎異抄』原本の外堀
 第一三章 禁断説の原因は第六条を「師の立場辞退」という誤解
 第一四章 「『歎異抄』禁書説は誤解の産物」の証明
 第一五章 『歎異抄』禁書説への対応

結びに
資料篇
後記
 

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