『浄土三経往生文類』の講述

著者 殿内 恒
出版社 永田文昌堂
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2017/07/18
ISBN 9784816221552
判型・ページ数 A5・313ページ
定価 本体7,000円+税
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『浄土三経往生文類』は、宗祖晩年の撰述による和語聖教の一つであり、浄土往生の法門が生因三願に基づく「大経往生」「観経往生」「弥陀経往生」の三法門に分判され、「難思議往生」「双樹林下往生」「難思往生」の三往生の別が明らかにされている。本書では広略二本に目を配りつつ、その文言を忠実に読み解き、宗祖が示した宗義を明らかにする。
はじめに

序説
 一 資料紹介
 二 参考文献
 三 撰述意図
 四 内容概説

講述
 一 首題
 二 本文
  1 大経往生
   ①総釈
   ②往相釈
   ③還相釈
   ④往還結釈
  2 観経往生
   ①総釈
   ②引文
   ③結示
  3 弥陀経往生
   ①総釈
   ②引文
   ③結示
 三 奥書

付録 
 一 論考
  1 第十九願についての一考察
  2 『阿弥陀経』の意義についての一考察
  3 『浄土三経往生文類』についての一考察―広略二本の相違を通して―
 二 翻刻
  1 浄土三経往生文類(略本)―本願寺派本願寺蔵真蹟本―
  2 浄土三経往生文類(広本)―興正派興正寺蔵伝真蹟本―

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