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浄土三経往生文類講義【幡谷明講話集4】

本願力回向の教学の大綱を、学究と求道の両面から究明した、著者ならではの浄土三部経論。親鸞教学の神髄がここに語り尽くされる。

著者 幡谷 明
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
シリーズ 幡谷明講話集
出版年月日 2024/07/30
ISBN 9784831834560
判型・ページ数 A5・302ページ
定価 本体4,000円+税
在庫 未刊・予約受付中
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あらかじめご了承ください。

本願力回向の教学の大綱を、学究と求道の両面から究明した、著者ならではの浄土三部経論! さまざまな文献にもとづき親鸞の思想史的解明に尽力した「幡谷法座」の集大成。親鸞教学の神髄がここに語り尽くされる。

第一章 『浄土三経往生文類』について
  第一節 親鸞の著作とその特色/第二節 略本と広本の違い/第三節 還相をどう理解するか/第四節 我らの問題と往生浄土/第五節 浄土三部経の往生

第二章 法然から親鸞へ
  第一節 法然浄土教に帰す/第二節 真の一乗を開く/第三節 親鸞の臨終観/第四節 親鸞の菩薩観と還相の願い

第三章 法然の仏教
  第一節 中世仏教と法然の選び/第二節 法然の回心/第三節 浄土宗の独立と教化/第四節 法然門下の中の親鸞/第五節 法然浄土教の特質

第四章 大経往生
  第一節 蓮華蔵世界からの出仏/第二節 名号と無上涅槃の徳用/第三節 大経往生における往相/第四節 本願海のはたらき/第五節 涅槃から開かれる浄土

第五章 浄土の開顕
  第一節 浄土とは/第二節 名号のはたらき

第六章 涅槃の智慧から浄土の慈悲へ
  第一節 涅槃から浄土へ/第二節 宿業の身にはたらく浄土/第三節 悲願から智願へ/第四節 愚に帰り善悪の彼岸へ

第七章 念仏と信心
  第一節 第十七願と第十八願/第二節 総序における行信/第三節 称名と聞名/第四節 行信上の諸問題

第八章 現生正定聚の意味
  第一節 信心の人は弥勒に同じ/第二節 浄土の徳を現生にいただく

第九章 観経往生
  第一節 『観経』の大要/第二節 方便化土から真実報土へ

第十章 真宗の人生観
  第一節 終わりなき悲願に生きる/第二節 本願に応答する人間

第十一章 大悲方便のはたらき
  第一節 大悲が開く願生道/第二節 真宗の成仏とは/第三節 闇を照らし浸透する光明/第四節 方便を通して真実に遇う

第十二章 『観経』の隠顕釈
  第一節 『観経』に依って我が身を知る/第二節 来迎と辺地懈慢の問題

第十三章 弥陀経往生
  第一節 『阿弥陀経』の大要/第二節 『阿弥陀経』と第二十願/第三節 離れがたい自力の執心/第四節 第二十願から第十八願へ

あとがき(第四巻編集担当 土井紀明)

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